夏へのチャレンジ

春のレースシーズンは一段落したようです。レースがあると目標に向かって練習にも熱が入りますが、国内マラソンはこれからオフシーズンに入るのでエントリできるレースも減ります。今年は秋に向けて夏期は基礎づくりをしたい、ということで練習量が減らないよう、そしてモチベーションを下げないよう色々悩んだ末、8月の奥武蔵ウルトラマラソンにエントリをしました。このレース、アップダウンの連続したコースを走る真夏の77キロです。距離だけ聞くとかなりきつそうですが、昨年完走した友達の話や写真を見せてもらうと、とても楽しそうで私もチャレンジしたくなりました。

そして長い距離を走ってみたいと思った別の理由は最近読んだ「Born To Run」という1冊の本です。この本、結構読み応え有ります!ランニング雑誌やランニング仲間でシューズについての論議を聞きますが、どのようなシューズを履くとより足への負担が少なく、速く走れるようになるのか?というのは永遠のテーマのように思えます。どんなに速乾性のよいウェアを着ても、目への負担の少ないサングラスをかけようと、身体の全体重を支えるシューズは最も重要だということは分かっています。そして従来のシューズへの考えを覆す研究結果が出たそうです。「人は裸足で走ったほうが足への負担が少ない!」とのこと。「本当ですか???」と耳を疑うような内容に、そしてメキシコの秘境に暮らす世界で最も超長距離を走るタラウマラ族の話やウルトラランナーのスコット・ジュレクの話に影響を受け、私も長い距離を走ってみたいと思いました。

8月に向けて今月からきちんと走ろうと決めていたので、ゴールデンウィークは毎日走りました。とは言ってもここ最近は走れていなかったのでペースはとてもゆっくりです。
埼玉の東鷲宮に源泉かけ流し「百観音温泉」ということろがあり、何かご利益がありそうだから走ろう!ということで、友達と行ってきました。自宅から45キロのコースです。今の私にはとても長い距離ですし、とても暑かったので、途中コンビニでアイスを食べたり、休憩をはさみながらのゆっくりおしゃべりランです。一人だったら途中で電車に乗ってしまったと思います。でも何とか温泉までたどり着けました。百観音温泉は3月にテレビ放送されたこともあり、とても混んでいました。ゆっくり浸かって疲れを癒してから帰りました。駅からも近いのでここの温泉お勧めです。