初プチトレイル

日差しがどんどん強くなるこの時期、涼しい場所を求めてトレイルランが人気を集めているようです。あの東京マラソンで一躍有名となった、藤原新さんもまたトレイルで着地衝撃に耐えられる筋肉を作るのだそうです。そんなトップランナーから市民ランナーまで、追い込み期とは違った夏の楽しみ方として「トレイルランニング」を雑誌でも特集しています。

最近は、ランニング用品の売り場しか足を運ばなくなってしまったスポーツショップですが、先日トレイル用品の売り場を覗いてみたところ、とてもカラフルで素敵な女性向けウェアや小物が揃っていて、時間があっという間に過ぎてしまいました。私が学生の頃はオーソドックスな登山用ウェアしかなかったような気がしますが、普段使いもできそうなナチュラルテイストのウェアも多く、これらが高機能、高品質なんですから断然欲しくなってしまいます。店員さんにビギナー向けのセミナーについてお聞きしたところ、トレイルランナーの石川弘樹さんによるセミナーがおススメだそうです。東京マラソンンのEXPOブースでお見かけしましたが、確かに石川さんがマイクを握ると沢山の人だかりができて、大人気の様子でした。

ということで、週末プチトレイルしてきました。場所は水戸の御前山。近くを流れる那珂川では魚釣りや水遊び、バーベキューをしているファミリーが沢山いました。御前山にはハイキングコースがあり、MTBトレイルコースでも有名と聞いていたのですが1組しかすれ違いませんでした。それどころか、ハイキングをされている方も少なく、代わりに聞こえるのは自分の足音と呼吸、そして風や野鳥の声でした。いつもは音楽を聴きながら走りますが、自然の声に耳を傾けるのも良いものです。途中の標識もきちんとしていて、初心者の私には十分すぎる距離でしたが、無事に青少年旅行村までたどり着けました。青少年旅行村は、小・中学校の施設と思っていましたが、バンガロー、ケビンテント村などの一般宿泊施設がありキャンプやバーベキューを楽しむことができるそうです。施設のご主人が楽しい方で、近くで長期ロケを行っている金スマの「ひとり農業」の撮影話をお聞きしたりして休憩が長くなってしまい、帰りはロードを走って戻りました。トレイルは日焼けの心配も少ないし、何より空気がおいしいのがうれしいです。