コレクション

今回の社員ブログでは自分のコレクションを紹介したいと思います。自分のコレクションはベースボールカードです。最近の物は単純にカード自体が販売されていますが、以前はお菓子のおまけだったり、もっと昔はたばこにおまけとして付けられていた物もあったようです。ニュースなどでも時々見かけますが、昔のベースボールカードがオークションで1枚1億円で落札されたりします。もちろん希少価値で高いのですが、背景には当時、あまり売れない物へおまけで付いてると言う希少性がある訳です。もちろん、私のカードコレクションも1億円になる可能性もある訳ですが・・・どうなるでしょう?もちろん、カードの金額を見ながらコレクションしている訳ではありませんが、コレクションの中でも高額になりそうなカードをご紹介します。

ベースボールカードをコレクションすると言っても、色々なタイプの人がいます。もう、なんでもかんでも集める人。特定のチームだけ集める人。特定の選手だけ集める人などなどです。私の場合は「特定の選手」を集める人です。その選手は Nomar Garciaparra (ノマー・ガルシアパーラ)と言う選手です。既に引退した選手ですし、日本で人気のある選手でもありませんので、ご存知ない方がほとんどでしょう。簡単に彼を説明するなら「イチローが2001年にメジャーで首位打者と取る前の2000年、1999年の首位打者」です。それも、イチローが首位打者を取った打率.350を上回る.372、.357で獲得しています。更に彼は内安打を稼げる左打者ではなく一塁までの距離が遠い右打者での打率です。彼のバッティング生涯成績はESPNでも見ることができます。生涯打率でもイチローに引けを取らないのが分かります。
守備も一流。驚くほどの強肩でダイナミックな守備でした。当時、ショートストップを守っていたGarciaparraと今も現役のAlex Rodriguez 、Derek Jeterがメジャー3大ショートストップとしてライバルでした。そして、Garciaparraの特徴がバッターバックスでの仕草。イチローが構える前にバットを立てて投手方向へ出すのと同じようにGarciaparraにも決まった動きがあります。しかし、それはイチローよりも余りに多すぎますが・・・。このMLB.comの動画が全てを表しています。
Garciaparra tribute


 

それでは、カードを紹介します。最初はカードに直筆サインの入ったカードです。
1998 SP Authentic Chirography Nomar Garciaparra Autograph

sig2000

 

 

次はなんと、試合に使われていたベースとボールを切り刻んでカードに挟み込んであるカードです。これは世界で全250枚発行されていて、私のカードには 084/250 とシリアルが刻まれています。
2001 SPX Winning Materials Base/Ball

uni

 

 

最後はルーキーカードです。ルーキーカードとは、その選手の最初に作成されたカードの事を言います。特定選手のカードを集めていれば外せないカードで、もちろん希少性で価格が変わりますが、その選手の活躍度合が大きく反映します。
アメリカにはカード状態を鑑定し、その内容を保証してくれる専門会社があります。このカードは大事な物ですので、その鑑定会社へ鑑定をお願いして鑑定後に空気に触れないように真空密閉、痛みやすい四隅がどこにも触れないように工夫されたケースに入れてもらっています。カードの状態は10段階で評価され私のこのカードは上から2番目の9です。この鑑定会社の保証が有るか無いかで、価格が元は数ドルのカードが数百ドルになるケースは多いです。
1992 Topps Traded Nomar Garciaparra GOLD
Rookie3700

 

改めて調べてみましたが値段はそれぞれ3,000円~7,000円位でした。カード購入時には100円程度ですので、高額と言えば高額ですが、さすがに1億円には届きません。
しかし、カードを見ているとGarciaparraのプレーぶりが思い出せます。国外とのカード交換や売買でのやり取りで、苦手な英語も勉強できましたし、カードコレクションを通じて仲良くしてくれる外国人の友人も出来ました。
カードはメジャーリーグだけでなくアメリカ4大スポーツ全てで出されていますし、国内ならばアイドルさんやアニメキャラの物もあるようです。決して高価なものではないので、こっそり数枚購入してみください。きっと、いつの間にかカードに囲まれているはずです。