週末はのんびり燻製作り

先日、キャンプ用品売り場で見掛けたダンボール製の燻製器。燻煙材や金網などが全てセットになったお手軽簡単なものでした。そういえばキャンプ熱が高かった頃に購入した燻製器があったなと、物置の奥から取り出したブリキ製の燻製器を用いて久し振りに燻製料理を手掛けてみました。

食材を香り付けする燻煙材には木を細かくしてチップ状にした「スモークチップ」と、木質を圧縮して棒状の塊にした「スモークウッド」の2種類があります。細かな説明はさておき食材にもよりますがサクラやリンゴ、ナラなどが良く利用されているようです。今回はあえて「ヒッコリー」のウッドを用いて鶏モモ肉とゆで卵、トマトを燻製にしてみます。

1.  下処理を施した鶏モモ肉。

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2. ポット栽培のローズマリーの新芽を摘み取り刻んで投入。

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3.1時間ほど鶏肉を風乾させた後、こんな感じで燻します。放置すること2時間弱。

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これだけの作業で色艶の良いスモークチキンを含む燻製食材の出来上がり。あとは切り分けて盛り付けるだけ(この後スタッフが美味しくいただきました

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定番のベーコンやチーズ、魚介類など様々な食材と燻煙材を組み合わせる事で、自分好みの一品を作り出す楽しみもあると思います。秋田県名産漬物の「いぶりがっこ」はたくあんをサクラやナラの木で燻したものだとか。ますます寒さが厳しくなってくる12月、自宅で簡単にできる燻製作りはいかがでしょうか。