あ・こ・が・れ
最初に劇場で観たのはもう思い出せないくらい前ですが、あれから何度観たか、
友人知人に観て!と何度無理矢理ビデオ(古っ!)を押し付けたかわからない、
そんなお気に入りの映画、フランス映画「男と女(Un homme et une femme)」。
今年製作から50年だそうで、各所でイベントが開かれています。
フランス映画なんて眠くなりそうで興味ない!という方でも、あのフランシスレイの
シャバダバダ~の音楽は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
物語は、同じ寄宿学校に娘と息子を通わせるアンヌとジャンの偶然をきっかけに始まります。
スタントマンの夫を事故で亡くし、パリで一人暮らしをするアンヌはある日、
娘に会うために寄宿学校に行った帰り、パリ行きの列車を逃してしまう。
そんなアンヌに同じ寄宿学校に息子を預けているジャンが車で送ると申し出る。
ジャンもまた、妻を亡くしていた。
今観ても50年前の作品という古さを感じさせません。
ジャンがカーレーサーという設定のため、古いフォード、マスタングやル・マン24時間耐久
レースなどのシーンが出てきますが、ファッション、フランスのリゾート地ドービルの
海岸、散歩する老人と犬、砂浜を走る子供達・・・。
今週末からデジタル・リマスター版が劇場公開されるそうですので、久しぶりにあの世界に
どっぷり浸かりたいと思います。