ウィスラーでスキー!(カナダ)

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Fe@NJです。こんにちは。

ご愛読いただきました「人生を豊かにする海外旅行」シリーズ全6話ですが、早いもので最終回となりました。
『五月の ウィスラー リゾート』で始まった本シリーズですが、再びのウィスラーで、お開きにしたいと思います。

今回は、カナダ西部にある世界最大級のスノー リゾート、ウィスラー山とブラッコム山から成る「ウィスラー・ブラッコム(Whistler Blackcomb)」をご紹介します。
半年前、前述の拙稿でも記しましたが、当地はバンクーバーの北、約130kmに位置し、2010年 バンクーバー冬季オリンピックの競技会場として、一躍有名になりました。

①デルタ航空にて、成田から、シアトル(アメリカ)乗継で、バンクーバーへ。
エコノミークラスのチケットを購入後、溜まっているマイルを使い、ビジネスクラスへアップグレードする。
この方法により、リーズナブルな出費で極めて快適な海外旅行が楽しめる。


〇デルタ航空のビジネスクラス席。ボーイング767型機にて、座席配置は1-2-1。

②まずは、リゾートの麓(標高675m/2,215ft)から、ウィスラー ビレッジ ゴンドラ(Whistler Village Gondola)でウィスラー山(Whistler Mountain)へ。
終点に、オリンピックの表彰台が残されている。

〇ここの標高は1,850m/6,069ft

③ゴンドラ終点からウィスラー山頂を望む。ここから、リフト「ピーク エクスプレス(Peak Express)」に乗り換え、山頂へ。
山頂直下の鞍部(画像中央部・真正面の日陰になっているところ)からの上級コース「ウィスラー ボウル(Whistler Bowl)」は、氷河圏谷にて、滑り出しの傾斜が約45度! 
私は、以前、ここで不覚にも転んでしまったことがあるが、100m以上、恐怖の滑落を体験した。
(注.「ボウル」とは「お椀」の意。傾斜だが、お椀の如く、縁にあたる滑り出しはきつく、底に行くほど緩くなる。)


〇山頂の標高は2,182m/7,160ft

④山頂から、「ウィスラー ボウル」を避け、上の画像で左斜め下に続く尾根に沿って、初心者コースを降りる。

⑤例の表彰台前まで戻り、ウィスラー山・ブラッコム山の中腹同士を結ぶゴンドラ「ピーク トゥ ピーク(Peak 2 Peak)」でブラッコム山(Blackcomb Mountain)のほうへ移動する。

⑥間もなく、ゴンドラの中間点。正面は、屏風のようなブラッコム山。


〇山頂の標高は2,440m/8,000ft

⑦ゴンドラ終点から、リフト「セブンス ヘブン エクスプレス(7th Heaven Express)」に乗り換え、山頂直下(標高2,284m/7,494ft)へ。
技術に応じ、この雄大な斜面のどこを滑っても構わない。

⑧至るところにシュプールが残っている。


〇厳冬期の山岳地帯ゆえ、このような好天気は月に数日あるか無いかとのこと。

⑨メイン ルートから外れ、中級のバリエーション ルートの「ブラッコム氷河(Blackcomb Glacier)」を滑る。
滑り出しの傾斜は35度位だったか。斜滑降で、ターンし易いところで向きを変え、ジグザグに延々と降りる。


〇麓との間の標高差は約1,500m/4,900ft

⑩随所に、「リフト・ゴンドラの運行中/休止中」及び「主要コースの圧雪済み/未済」の情報が表示されており、コースの選択に関し、大変参考になる。


〇左列が運行状況・右列が圧雪状況

「海外旅行シリーズ」はいかがでしたか?
ネットジャパン製品の記事とともに、拙稿をお読みいただき、心より感謝申し上げます。

See you again!
Fe@NJ