皆既日食 in チリ

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こんにちは、Fe@NJです。

「チリ、皆既日食観測の旅」(3泊7日)(2019/6/29~7/5)のツアーに参加しました。一生の思い出になる素晴らしい天体ショーに感激しました!

第一章 プロローグ・・・プレミアム エコノミーの旅

南米チリ(Chile)への飛行時間は、成田→ダラス(Dallas)(アメリカ)が約12時間(ボーイング777型機)、ダラス→サンティアゴ(Santiago)(チリ)が約8時間(ボーイング787型機)。更に、バスで、サンティアゴから宿泊地のコキンボ(Coquimbo)まで、北へ約6時間。今回は、片道だけで1日半の長旅、かつ、時差・気候差(チリは冬!)の克服も必要で、命・パスポートの次に、体力・体調が極めて重要であると感じた。

上記の観点より、今回は全フライトで、初めて「プレミアム エコノミー」クラスを選択。
「エコノミー」との違いを、示してみよう(ボーイング787型機の場合)。
なお、両者の航空運賃の差は約30万円である。

①プレミアム エコノミー

座席の横の配列:2-3-2
座席の幅:47cm (18.5in)
座席の前後間隔:97cm (38in)
優先搭乗:第4グループ

②エコノミー

座席の横の配列:3-3-3
座席の幅:46cm (18.1in)
座席の前後間隔:79cm (31in)
優先搭乗:第5グループ以下

「プレミアム エコノミー」は、「エコノミー」と比べると、肩回り・膝周りに+αの余裕があるのが嬉しい。
が、あくまでもプレミアムな「エコノミー」であり、準「ビジネス」クラスとは言えない。

 

第二章 サンティアゴ市内(2019/6/30)
③騎馬警官
サンティアゴ旧市街の「アルマス広場」(Plaza de Armas)にて。
ヨーロッパ風の街並みによく似合う。

④市場の風景
チリ ペソ($)建ての値段 × 0.6
≒ 円貨換算額

日本は、遠いながらも、大量の水産物の輸出先で、日本・チリは互いに友好国である。
チリでは、三菱・スズキの乗用車をしばしば見かける。

⑤食事は一人前が三人前?
チリ到着日のランチ。
この魚料理だが、一人前が、日本ならば三人前に相当する分量である。

 

第三章 日食観測地へ移動

⑥パン アメリカン ハイウェイ(Pan-American Highway)
チリ国道5号線(Chile Highway/Ruta 5)が、南北アメリカ大陸を縦断する「パン アメリカン ハイウェイ」の一部となっている。
前述の通り、北へバスで、サンティアゴから宿泊地(6/30から3泊)のコキンボまで、延々と約6時間。更に、日食観測地のカチユヨ(Cachiyuyo)まで約2時間の旅程だ。

⑦チリ式ヒーターの思い出(?)

ホテルの暖房だがヒーター1台(画像中央)で、貸別荘タイプの平屋・2LDK全体をカバーする。ガスを出して、マッチで点火する。ヒーターの後ろのスペースにガスボンベがある。暖房としては完全に能力不足。夜間、外は氷点近い。ブルブル震えて寝た。ちなみに、バスの車内やレストランも、暖房はとても弱く感じた。

 

第四章 素晴らしき皆既日食(2019/7/2)

⑧日食観測当日
皆既日食当日。早朝6時にホテルを出発し、カチユヨへ。

観測地は、ハイウェイ沿い、レストランの奥のホテルを取り壊した跡の平地。一方で、羊、山羊、鶏、馬、等が多数飼育されている。これらの一部はレストランの食材である。
天候は快晴、観測には最高のコンディションだ。

⑨皆既日食まで残り約5分!

【撮影データ】
⑨~⑪共通
コンパクト デジカメで撮影
f/6.3
1/250秒
ISO-1600

⑩のみ、日食観測用のフィルターを使用

皆既日食へ!(16:39)
ダイヤモンドリングが美しい!

⑪クライマックス!!
皆既の時間は僅か1分半。あっという間だ。

⑫皆既日食の空
空を見上げると、皆既日食を発生させる「月の本影」の端が良く解る。

 

第五章 エピローグ

⑬ポケモンで国際交流
チリでは、中南米限定の「ヘラクロス」(Heracross)が出現する。野生のものがしょっちゅう出てくるわけではないので、「近くにいるポケモン」の機能を積極的に活用するか、現地のポケモン トレーナーと「交換」でゲットしよう。
交換の際、こちらからは日本限定の「カモネギ」(Farfetch’d)を渡すと大変喜ばれる。

他の地域限定ポケモンだが、「イルミーゼ」(Illumise)・「ペラップ」(Chatot)も獲れた。

 

本ツアーの主催者・参加者の皆様には大変お世話になりました。この場にて、改めて御礼申し上げます。

それでは、またお会いしましょう♪