VMware Partner Exchange on Tour 2014 東京 展示会への出展

2014年4月25日(金)にホテル グランパシフィツクで開かれた「VMware Partner Exchange on Tour 2014 東京」に出展しました。今回は、ESX/ESXi仮想サーバ環境のバックアップソリューションとして、現行販売製品で多くの導入実績を持つActiveImage Protector Virtual Edition、vmGuardianに加え、今年夏ごろリリースを予定している新製品「vStandby」(読み:ヴィスタンバイ)を参考出展しました。

vStandbyは、初お披露目ということもあり多くのお客様からたくさんのご質問をいただきました。また、興味を持っていただけたのではないかと思います。ここで、先行して「vStandby」製品の特長について簡単に説明します。

 ■vStandby製品の特長

vStandbyは、物理サーバや仮想マシンのバックアップとして「ESX/ESXi仮想サーバ環境」の仮想マシン(スタンバイ仮想マシン)として作成します。たとえば、バックアップ元の物理サーバや仮想マシンに万が一の障害が発生した場合、通常のバックアップ運用ですとバックアップから復元する作業を必要としますが、vStandbyはスタンバイ仮想マシンから起動するだけで復旧完了となります。

バックアップの仕組みは、初回のベースバックアップ起動時に仮想マシン(VM)を作成しバックアップをブロック単位でVMDKに直接書き込み、最後に仮想ドライバーを組み込みます。また、増分バックアップはVMDKのスナップショットの領域に書き込みますので、任意のスナップショットの時点から起動が可能です。

vStandby

■vStandby製品へのお客様の感想、意見

vStandby製品へ多くの感想やご意見をいただきましたので、いくつか紹介させていただきます。

・お客様A
小規模のお客様においては、サーバのバックアップを導入いただいても復元作業を含めた運用は難しい場合がある、vStandbyであれば安価なESXi仮想サーバ環境を用意して、万が一の場合はバックアップの仮想マシンから起動するだけなので便利ですね。 

・お客様B
仮想マシンの可用性を高める仕組みとしてHA構成があるが高価である。vStandbyによるバックアップを使用すれば、同じ仮想サーバや異なる仮想サーバに仮想マシンのクローンを作成できるので安価に高可用性の仕組みが構築できそうですね。

 ・お客様C
老朽化したWin2003サーバ環境を仮想マシン上へ移行する作業(P2V)に使えそうですね。

 ■最後に

弊社展示コーナーへ多くのお客様にお越しいただきありがとうございました。来月、5/13にも大阪地区で同じ展示会に出展する予定ですので、来場の際には弊社展示コーナーへお立ち寄りいただければと思います。

 

■展示会風景

以上