とりどりの風景
鳥をこよなく愛する友人の影響で最近気になるのは鳥の姿に鳥の鳴き声。
そうしてみまわすとまわりには結構鳥たちがいるのでした。
朝のすがしい声は多分ヒヨドリ。雨の日でも楽し気に軽やかに舞う雀たち。
お客さんにいただいたカレンダーの5月/6月はまんまるの黒い瞳、しゅっと伸びた嘴、横顔も後ろ姿も凛々しい、冠羽が開くというヤツガシラ。
花見でも、とり
河津桜とメジロ
アクロバティックな動きに思わず見惚れます。
旅先でも、とり
高らかに囀る鳥、さっそうと飛び立つ鳥、山奥の湖で静かに泳ぐ鳥。
再び会うことはない彼らの今に時折思いを馳せます。
件の友人は毎年北海道にシマフクロウに会いに行きます。
彼女の慈しみ溢れる眼差しを通して知る鳥たちはいっそう優し気に見えます。
可憐な小さな鳥に心惹かれる私は、声はすれど姿が見えない鶯や、美しい声と深い青を持つというオオルリ達にいつか会ってみたいと思っています。