一日の始まりは「朝活」で喝!

世の中には、「就活」、「朝活」、「婚活」、「妊活」、「終活」など「○活」という造語があふれていますね。みなさんは何か自分なりの「○活」やっていますか?私はこの数年「朝活」にはまっています。自宅は、ネットジャパンのオフィス(神田駅近く)から約1時間半離れた埼玉県のT市にあります。朝の通勤ラッシュを避けるために10年程前から早朝出勤を始めたため、始業時間まで2時間弱、朝に余裕があるのです。それが「朝活」のきっかけとなりました。今回のブログでは私が過去に体験した「朝活」をちょこっとご紹介します。

 朝から演劇鑑賞?朝劇
『おいしい朝食とお芝居で1日の幕開けを!』をコンセプトにした「朝劇」。平日の朝7:30から45分間、新宿の高層ビルのど真ん中の地下街にあるおしゃれなバーで演劇が鑑賞できます。

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「朝劇」は、朝から演劇鑑賞をするという、まさに演劇の上演時間帯の常識を覆す企画です。下の写真のように、朝劇の舞台は装置も小道具もない普通のバーを利用しています。良く練られた脚本と演出、役者の演技力に引き込まれて、45分間があっと言う間に過ぎます。朝から大笑いしたり、ちょっとホロリとしたり。役者の熱演のお蔭で私の心のバッテリーも120%チャージされます。 

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しかも美味しいモーニング付きで、お腹も大満足です。

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観客は出勤前のサラリーマンや学生でだいたい30名くらいでした。病みつきになるリピーターも多くて毎回満席だそうです。

強者達が集う?早朝英会話講座
大学では、社会人向けに色々な講座、いわゆる「オープンカレッジ」を開講しています。ネットジャパンも“グローバル化”を目指している会社ですので、英会話は必須のスキルとなっています。(笑)数年前ですが、八丁堀で廃校を利用した、W大学のオープンカレッジの「早朝英会話」を受講しました。この講座に通うためには朝6時前に家を出なくてはならず、しかも真冬の期間でしたので、寒いし、暗いし、とても辛かった思い出があります。講師は大学で教鞭をとっている米国人の先生で、よりビジネスに直結した実践的な英会話の習得を目標に授業が進められました。例えば、コールセンターのオペレーターになりきり、クレーマーに対応する、いわゆる“ロールプレイ英会話”や自分の会社の製品を英語でプレゼンテーションする、と言った具合です。私も朝から貧弱な英語脳を全開にして臨んでいました。ビジネスという戦場で戦うために、出勤前に英会話を勉強しようという意欲に溢れた“強者達“が集まっていて、とても刺激のある体験でした。

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精神も体もすっきり! — 朝ヨガ
ヨガをする時間帯は朝がいい、と言われていますよね。朝ヨガをすると、目覚めが良くなる、一気に代謝を上げることでダイエット効果も期待できる、自律神経を整えることもできる、と良いこと尽くめです。会社の近くに早朝ヨガ教室があるので、出社前に時々寄っています。ヨガをすると、ボ~としていた頭もすっきり。最後の5分間は瞑想の時間があり、早朝の静かな空気の中で頭を空っぽにして、全身の力を抜いてリラックスできます。終わった後は血行も良くなり活発に動けるので、嫌な仕事にもチャレンジしようかな、と前向きな気持ちになれます。

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美声を形成できる?朝カラオケ
3年前から声楽のプライべートレッスンを受けています。人の歌声はどのくらいの騒音なのか、みなさんご存知ですか?iPhoneのアプリで測定したところ、私の生歌声は100デシベル程でした。これは「電車が通る時のガード下の騒音」に相当します。声楽は毎日地道に発声練習をしなくてはいけないのに、帰宅してからの夜のレッスンは大変なご近所迷惑となってしまいます。そこで、発想の転換をして早朝練習に切り替えました。ワンカラ(一人カラオケ)が今や私のレッスンスタジオとなっています。ワンカラは、下の写真のように1.5畳程の広さの防音ブースになっていて、「おひとりさま」文化の流行、音楽の趣味の多様化により、注目スポットなのです。

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このブースで声楽やカラオケの練習はもちろん、管楽器や弦楽器の練習をしている人もいます。廊下に出ると、歌声だけでなくフルートやクラリネット、バイオリンやギターの音色が時々聞こえてきます。

この3年間出勤前に毎日欠かさずボイトレをしてきた成果でしょうか?昨年の声楽の発表会では、イケメンのプロのバリトン歌手(28歳)とモーツァルトのオペラをデュエットすることができました!オペラでの設定は恋人同士ですが、実際は母と息子みたいなデュエットになってしまいました。(泣)でも、「朝活」の効果を初めて実感できた嬉しい瞬間でした。

おわりに東京って凄い!
最後になりましたが、「朝活」を体験して、一言。東京ってやる気になれば、朝から何でも実現できる凄いところなんですね!世界中でこんな都市はないと思います。これからも様々な「朝活」に挑戦して、朝から自分に“喝!”を入れたいと思います。