小さな歴史探訪 信越本線
Fe@NJ です。こんにちは。
再び「鉄道の旅」を新シリーズでお伝えいたします。
今回はJR「信越本線」(高崎駅~横川駅、29.7km)の旅です。信越本線の高崎駅~直江津駅間が開業したのは、明治時代の1893/4/1。その後、1997/10/1、北陸新幹線の高崎駅~長野駅間の開業により、その途中、運転区間がダブる信越本線の横川駅~軽井沢駅は廃止となり、その間はバス路線へ転換されました。
◎マップ・・・青の太線部分が高崎~横川
基点の高崎駅のコンコースに「多胡(たご)碑」のレプリカが展示されていました。これは、群馬県の古代石碑群「上野(こうずけ)三碑(さんぴ)」の一つで、有名な「上毛かるた」にて「昔を語る 多胡の古碑」と詠まれています。2017/10、「上野三碑」は、ユネスコの「世界の記憶」への登録が決定となりました。
①多胡碑のレプリカ
高崎~横川間は、観光シーズンの週末を中心に、蒸気機関車(SL)の牽引による「SL列車」(全車指定席)が運行されています。
②SL列車(西松井田駅にて)
終着の横川駅は、駅弁の「釜めし」(創業1885年の「おぎのや」製造)が有名です。最近は、各地のコンビニで、釜めしのミニ版も販売されるようになりました。
③おにぎりセット(おぎのや監修)
横川駅前に、軽井沢行きのバス停があります。横川~軽井沢間の定期便は1日7往復、標準所要時間は34分です。(2017/11/21現在)
④横川発、軽井沢行きのバス
横川駅前には「碓氷峠鉄道文化むら」があり、各種鉄道車輌が展示されているほか、横川~軽井沢間の廃線前に使用されていた電気機関車の体験運転(筆記試験合格が条件)や、そのシミュレーションも楽しめます。
⑤重連(2輌連結)の電気機関車
私は、現在、後進の訓練を受けています。手前の運転席に座り、反対側にバックします。反対側の車端までは40m以上! 後ろを見ながら、指定された停止位置にピッタリ止めるのは至難の業です。
⑥シミュレーター・・・横川~軽井沢間の模擬運転を楽しめます。
横川から 旧 熊ノ平信号所までの間、廃止になった路線沿いに、遊歩道(全長約5.9km)が整備されています。
⑦めがね橋(全長91m)・・・我が国の重要文化財の一つで、1893年~1963年の間、信越本線で使用されていた鉄道橋。
⑧遊歩道の終点、霧のかかった 旧 熊ノ平信号所・・・今にも列車が到着しそうだ。
いったん横川駅に戻り、路線バスで軽井沢駅へ。軽井沢の紅葉は見事でした。
⑨軽井沢 雲場(くもば)池
それではHave a nice trip!