ブラッコム氷河 大滑降(ウィスラー リゾート、カナダ)

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こんにちは、Fe@NJです。
「人生を豊かにする海外旅行」の特別版として、ウィスラー リゾート(Whistler Resort)のブラッコム氷河(Blackcomb Glacier)をスキーで滑降した体験記をお送りします。

ウィスラー リゾート は、カナダ西部の主要都市、バンクーバーの北、約130kmにあり、2010年の冬季オリンピックの競技会場として、一躍有名になりました。
昨年に続き、今年も二月に行ってきました。

①早朝、ガイドさんと麓(Whistler Village)(標高675m/2,215ft)で待ち合わせ後、ブラッコム山(Blackcomb Mountain)中腹の中級コース( More Difficult)で足慣らし。

②リフトを乗り継ぎブラッコム山(標高2,440m/8,000ft)の頂上直下の肩部・ここぞブラッコム氷河の入り口(Blackcomb Glacier Entrance)へ。ここから氷河へは崖なので、氷河上部の斜面の足跡に沿って、捲きながら歩き、約100m進む。右下に氷河が続く。

気温は、-15C/5F度くらいで、最高のパウダースノー!

捲きルートから肩を振り返る。
右下に氷河が続く。

「Route」と表示したところが「ブラッコム氷河の入り口」)。ここから手前に歩いて来た。

③氷河への斜度が緩くなったところで(それでも40度くらい)、スキーを着装し、意を決してスタート。私には、直滑降やパラレルでの滑降は無理。慎重に低速の斜滑降で進む。
幸運にも、ルート上、アイスバーンや大きなコブは無かった。

④凸凹のある深雪の超急斜面なので、もし転んだら制動不能だと思う。

ゲレンデ マップによれば、ここは、
中級コース( More Difficult)

上級コース(◆ Most Difficult)
とのことだが・・・
緊張の連続!
高山で空気が薄く、息が荒くなる!

⑤小さなモレーン(氷河段丘)の上で、シュテム ターンを行ない、反対側に斜滑降する。この方法を数回繰り返す。

⑥氷河の中程にある名所の氷穴(ice cave)を見学した。

⑦氷河の蒼白色が、妖しい雰囲気を醸し出す。

⑧ガイドさんによれば、氷穴は、新雪の重みで、数週間以内に突然崩落するかもとのこと。

⑨氷河が山岳を侵蝕した地形はボウル(椀)と呼ばれる通り、最上部は急斜面だが、中~下部に行くにつれ、徐々に緩くなる。グレイシャー ロード(Glacier Road)(中級コース、 More Difficult)に入ると、圧雪がされており、ホッとする。

⑩「ブラッコム氷河の入り口」~「麓」は約11km(6マイル)のロングラン。
急斜面のスリルと、素晴らしい非日常体験と雄大な景色に満足した半日だった。

標高差は約1,600m(1マイル)にて、我が国の長野県 上高地と、そこから見える穂高岳の頂上までの間の高低差に相当する。

私(自称スキー2級)自身の、今回の「チェック リスト」

事前準備
□ここに来る前に、未圧雪の急斜面にて、斜滑降・シュテム ターンの練習
□体力・持久力を培うこと
□十分な防寒対策
□ヘルメット、防曇ゴーグル、プロテクター
□傷害保険加入

当日は
□体調が良いこと(時差ボケ解消後)
□天候・視界が良いこと(ホワイト アウトだと危険)

⑪ウィスラー リゾート は別世界。来年のウィスラー行きが待ち遠しくなる。

ブラッコム山の上部に通じる4人乗り高速リフト「セヴンス ヘヴン エクスプレス」(7th Heaven Express)
終点(標高2,284m/7,494ft)からの雄大な眺望!

リフトに沿って、広大なグリーン ライン(Green Line)(初級コース、 Easiest)がある。

⑫《番外!》ポケモン トレーナーの皆様へ。
当地の「リトル ウィスラー」(Little Whistler)をゴールド ジムにして来ました!
私にとって、海外初の金ジムですよ!


皆様も、ウィスラーでお過ごしのプランを立ててみたらいかがでしょうか?
またお会いしましょう♪

五月の ウィスラー リゾート(カナダ) 第1弾
ウィスラーでスキー!(カナダ) 第2弾