ActiveImage Protector 2016をリリース
新バージョンActiveImage Protector 2016をリリースしました。
昨年はSP7、ImageBoot、ImageCenter LEやvStandby AIP といったActiveImage Protectorの機能を強化する製品をリリースしてきましたが、ようやく本体も新バージョンになりました。
新しいバージョンでは以下の更新を行いました。
- GUI のデザインを刷新
- マルチスケジュール
- 起動環境作成の強化
- オンラインアップデート
- オンラインアクティベーション
GUI のデザインを刷新
- Linux版では導入されていた新しいGUIをWindows版にも採用しました。
- 現在のバックアップの状況や作成済みスケジュール、実行したタスクのログなどが確認できるダッシュボードを新しく追加しました。
- バックアップ ウィザードでは、より直感的な操作が可能になりました。
- 復元ウィザードでは、複数のイメージと複数の復元先を指定して操作を実行することが可能になりました。
- イメージの管理機能を強化し、イメージ ファイル リストから検証、結合、仮想変換などの各種操作が可能になりました。
マルチスケジュール機能
複数のトリガーを指定してバックアップ スケジュールを作成することができるようになりました。以前のバージョンではひとつ対象ボリュームにたいしてひとつの増分スケジュールと複数のフルバックアップスケジュールが設定できましたが、マルチスケジュールでは複数の増分スケジュールと複数のフルバックアップスケジュールが設定できます。ただし、複数の増分チェインが作成できるわけではないので注意してください。たとえば、以前は毎週平日の9:00-17:00に60分おき、という一つの増分スケジュールが設定できましたが、今バージョンからはそれに加えて土日は21:00に増分を作成、というような設定が可能です。この時に作成される増分ファイル、たとえば土曜の21:00、は前の金曜日に最後にバックアップした時点からの増分になります。
起動環境の強化
- Windows PE ベースの起動環境を USB メモリを作成できるようになりました。
- Linux ベースの起動環境の作成がプログラム内からできるようになりました。ISOファイル、直接起動が可能なUSB メモリの作成が可能です。
- Windows PE ベースの起動環境で以下の操作が可能になりました。
- uEFI 環境のシステム ボリュームのみの復元に対応しました。
- システム ボリュームのみ復元した、Windows 7 以降の BIOS ブート システムの起動設定を修復する[BCD の作成]機能を実装しました。
- バックアップ元とは異なるハードウェア上で復元したシステムの利用を支援する[A.I.R.]機能を、復元処理を伴わずに実行できるようになりました。
オンラインアップデート
インターネットに接続した環境であれば、ソフトウェアの更新があったときに自動的に通知しますので、簡単に最新版に更新できます。
オンラインアクティベーション
製品のエディションやライセンスをオンラインで管理するようになりました。ライセンスの追加、移行などが簡単に行えるようになります。
ActiveImage Protector 2016についての詳しい情報はリリースノート、オンラインヘルプをご覧ください。