NetJapan EU への出張レポート
4/17 (日曜日)の日中に出発し、4/22(金曜日) に無事帰宅しました、NetJapan EU への出張をレポートいたします。主な目的は、ドイツ・スイス現地の弊社のパートナーの顧客のもとで発生している解決すべき問題の整理になります。
行きは4/17 の夜に成田から上海で一旦深夜にトランジットし、ドイツのミュンヘンに現地時間の早朝に到着するというものでしたが、まず、関東地方全域に吹き荒れていた強風のため、成田への電車が途中で一時運転見合わせ、その後の成田からの出発時刻も遅れるなど多少の混乱からスタートするものでした。上海では、トランジットのはずがなぜか空港の外に一旦出て(中国に入国)し、再度出国の手続きを取らなければならず、その際には何の案内もないまま入出国にかかわるカードを指示されるがまま書くことに・・。上海を無事に出発できた際には本当にほっとしました。
現地時間で4/18の早朝に、ドイツのミュンヘン空港に到着すると、初日の宿泊先のホテル Bayerischer Hof Freising <http://www.bayerischerhof-freising.de/hotel/?L=1>の部屋が空いているということでアーリーチェックインできました。空港から10-15分ほどの、フライジング市に位置するホテルです。その後、午後にピックアップが来るまでの間は、フライジングの町を散策することができました。うーん、教会を中心として古い建物が続いていて、それでいて建物の中は現代的なのはとても新鮮でした。ドイツなので通貨はユーロです。食事の際の物価は、大体日本と同じか少しだけ高いような感覚でした。日本でも有名なハリボーのグミはドイツがオリジナルですが、ホテルの目の前のディスカウントストア的なお店では日本では見かけないようなお得用が随分と安く売られていました。
その後は現地のディストリビューターを訪問し、弊社製品に対する要望を伺って、また前述のホテルへ。どうやらドイツ・スイスのインターネットのインフラはあまり良くないようで、上り1MB/s 程度の ADSL がまだまだ主流のようです。こういった事情のために、遠隔地へのデータ転送のタスクなどはスケジューリングを考えないとキューが溜まってしまうようで、この点で弊社の製品上の改善が求められている様でした。
ホテルへ戻ってきた際には、時間的には既に夜の時間帯のはずですが、まだまだ外は明るかったです。だいたい21:00 ごろまでは明るいと感じます。ドイツと後述するスイスともに、通常、仕事は 8:00-17:00 で終わるようなのですが、終業時間後も数時間は外は明るいので、随分と日本とは異なる時間を過ごすことになるのではないでしょうか。
翌日は、フライジングから、弊社の「NetJapan EU」のオフィスが所在するスイスのニヨンまで、アウトバーンを車で6時間ほどかけて移動しました。ドイツ国内は平坦な地形が続き、耕作地が延々と続き、また樹木の立ち姿などもいかにもドイツと言った涼しげでまばらな感じだったのですが、徐々にスイスが近づいてくると、とたんに山々が切り立つように現れ、たびたび雄大な湖が現れると同時に、小高い丘の景色では放牧が盛んにおこなわれているなど、アルプスの少女ハイジの光景そのものといった感じでした。
スイスのニヨンはフランスとの国境付近に位置しています。延々と続く葡萄畑の丘と坂の多い路地が特徴的なとても素敵な町でした。レマン湖を渡るとその先はフランスです。夏であれば、ボートでフランス側に渡ることもできるようです。そういえば、EU圏であれば、国境を超える際にはIDのみで良く、パスポートは不要とのことでした。
以降はニヨンと宿泊先のジュネーブを電車で移動して、ニヨンのオフィスで過ごしました。ジュネーブも散策する機会がありましたが、やはり建物は素敵ですね。物価は少々高めで、日本の感覚の倍という感じで、ちょっとしたパスタでも 20スイスフラン、スタバでは7スイスフラン、電車移動も2駅ですが片道 20スイスフランといった感じで、出発の際に空港で両替した外貨も結構なペースで無くなっていきます。
時差ボケが治まったころに帰国という感じで、諸々心残りの点もありますが、公私ともに課題を発見することができた有意義な出張だったと思います。この経験を活かしてまた日本で頑張ります。