ActiveImage Protector 2016 R2 リリース
ActiveImage Protector 2016 Release 2 をリリースしました。
R2では、以下の機能が新しく追加されています。
リモートエージェント管理ツール
ネットワークー上の複数のAIPエージェントの状態監視、バックアップスケジュールの開始/停止、ライセンスの更新が行える管理ツールです。
これまではリモートエージェントの管理に関してはリモート接続という形でした。これはリモート側のエージェントにローカル側のGUIを接続する1対1での管理でした。この機能はリモート側のAIPの機能をほぼローカルと同等に使用できます。
一方で複数のリモートエージェントを俯瞰的に管理したい、いわゆる一元管理型の管理コンソールもユーザーから要望されていました。本格的なエンタープライズ仕様のコンソールのようにスケジュール配信などはできませんが、リモート側の実行状況、スケジュールのコントロール、ライセンスの更新など監視+αの機能を搭載しており、日常的な監視や対応には十分使用耐えるものです。
プッシュインストール
ネットワーク上のコンピューターにリモートでAIPのインストール、アップデートを行う機能です。対象PCはWindowsのネットワーク検索とActive Directoryによるコンピューターの検索が行えます。また、手動で指定したIPアドレスやコンピューター名でも追加が可能です。複数台ライセンスをもったAIPを一括展開したり、アップデータの一括配布などが可能になります。
アドバンスド仮想変換のHyper-V対応
アドバンスド仮想変換は、ハードディスク、イメージファイルからの仮想「ディスク」への変換に加えて基本的な設定の仮想マシンも一緒に作成してアタッチする機能です。VMware Hypervisor(ESXi)に加えてHyper-Vに対する仮想変換でもこの機能が使用可能になりました
バックアップ再開機能
スケジュールされたバックアップが何らかの理由で実行されなかった場合、実行可能になった後にバックアップを再開できます。例えば、バックアップ設定時間に電源が切れていた場合、再起動時にバックアップが実行されます。
シュリンクオンザフライ機能
NTFSのボリュームの縮小復元と縮小複製が可能です。例えば、用意した代替ハードディスクの容量が復元元のデータサイズよりも小さい場合でも、縮小して復元できます。
メール通知機能の強化
タスクの概要、ライセンスステータスの警告(使用期限)の情報を通知できます。包括的はバックアップ状況やライセンス切れなどをメールベースで監視することができるので、遠隔地のAIPエージェントや委託管理しているAIPの状況を確認できます。
また、サービスレベルでの機能の改善が行われています。
体験版もありますのでお試しください。