旧形客車の旅
Fe@NJ です。こんにちは。
今回のテーマは「旧形客車」です。
「旧形」は通称で、制式名ではありませんが、
○「旧形」・・・いわゆる「ブルートレイン」以前の時代を指す。
○「客車」・・・主に旅客の輸送に用いられ、狭義では(本稿では)編成の中に動力設備(モーター、ディーゼルエンジン)が無いので、機関車(蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車)による牽引が必要なもの。
日本国有鉄道が「JR」化される前、我が国では、多くの旧形客車が走っていました。
①旧形客車には蒸気機関車が似合います。
②旧形客車の塗装は茶色が標準。窓は全開可能。
一番左の車輌は、左半分が荷物室・右半分が客室となっている。
③典型的な旧形客車。
「III」は昔の三等車(現、普通車)の表示。
④背もたれの通路側のU字状のものは、硬いヘッドレスト!
⑤照明は白熱電球、エアコンは無し。網棚はプラスチック製でなく、本物の網。
窓を開ければ高原の風は心地良いが、牽引機が蒸気機関車だと煤煙に悩まされる。
⑥懐かしい「栓抜き」。当時、ビールやジュースは王冠付きのガラス瓶入りだった。
栓抜きの下は、かつて灰皿があった痕跡。
⑦この車輌は、窓の幅が狭いのが特徴。
⑧ニス仕上げの内装。
レトロ趣味の方、旧形客車の旅はいかがでしょうか?
現時点(2017/9/26)では、JR東日本の上越線・信越本線において、運転日限定のイベント列車として、乗車が可能です。
それでは次回もお楽しみに!
【撮影地】信越本線 横川駅