<ActiveImage Protector 開発10周年記念新製品セミナー開催>~後編~

ActiveImage Protector 開発10周年記念新製品セミナー開催>~後編~

 

■15:40~16:10  進化していくバックアップの未来

短い休憩が終わり、第2部の最初は、今回のセミナーのために米国より来日しました、(株)ネットジャパンのチーフアーキテクトのジェイミ―・カービーによる「進化していくバックアップの未来」の講演です。ジェイミ―・カービーは、ActiveImage Protectorの初期段階からバックアップのコアエンジンの開発に携わってきました。Windowsカーネル開発の分野ではマイクロソフト社からMVPを3年間連続して受賞した、世界的にも有名なエンジニアです。ネットジャパンのバックアップソリューションの未来に向けた革新的な技術とは……

  • クラウドバックアップとコストパフォーマンス
  • クラウド・ポータブル・サーバーのバックアップ
  • クラスター共有ボリュームに関するトラッキング
  • ソフトウェア・デファンドの重複排除サーバー
  • インテリジェントバックアップ

ネットジャパンの今後の製品にご期待ください。

 

■16:10~17:00  パネルディスカッション

本イベントもいよいよ佳境に入り、「次世代のバックアップとは」というテーマで熱い討論が交わされました。パネリストとして、ヴイエムウェア(株) 下村 京也様、NECソリューションイノベータ(株) 水落 裕二様、トヨタテクニカルディベロップメント(株) 加藤 敦様と(株)ネットジャパン 野村 広が登壇しました。コーディネーターはネットジャパンの執行役員の佐藤尚吾です。

ActiveImage Protector への厳しいご意見、ご要望、クラウドとオンプレミス環境どちらがよいのか、実際の現場のディザスタリカバリーで直面する問題など、熱いディスカッションが行われました。 時にはパネリストの皆様がご自身の立場を忘れ過ぎた?ぶっちゃけ話も飛び出し、会場は大盛り上がりでした。内容は……ここではとても書けません。

 

■17:00~17:30 新製品のデモ

セミナーの最後のプログラムは、この7月にリリースを予定している、ActiveImage Protectorの総合管理コンソールのClient Management Center (CMC)と3月に発売開始以来、多方面から注目されているキッティング・ツールのActiveImage Deploy USBの実機によるデモです。

CMCでは実際にネットジャパン社内のテスト環境へリモートで接続し、コンピューターの一覧の取得、バックアップテンプレートの作成、配布を実機で行いました。これはスマートフォンのテザリング(しかも速度制限がかかっていた)で行ったのですが、データ転送量が少ないため、その状態でもストレスなく動作するところをお見せすることができました。

ActiveImage Deploy USBでは、実際にノートPCを使いUSB起動してボタン一つで復元するデモを行いました。60GBのデータの復元がわずか5分程度で完了しました。

実は、本番当日、現場で機材の準備をしていたところ、デモで使うノートPCをUSBで起動(Windows PE起動)した際に、外部プロジェクターへ出力できないことが分かり、大変焦ってしまいました。 試行錯誤の結果、iPhoneのSkypeでビデオ通話をしてプロジェクターに表示するという、前代未聞のデモになってしまいました。 臨場感はあったと思いますが、かなりの準備不足で反省しています。

■17:50~19:30 懇親会

セミナーに引き続き、(株)ラネクシー 代表取締役社長 竹田 昌生様の乾杯の音頭で、懇親会が始まりました。セミナーに参加してくださった皆様のほとんどが、懇親会にも出席して、ActiveImage Protectorの開発10周年を盛大にお祝いしてくださいました。

ActiveImage Protectorの開発には色々な苦労がありましたが、皆様のお蔭でどうにか10周年を迎えることができました。皆様、本当に有難うございました。

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