働き方改革的PCキッティング その6

前回までの手順では、Windows Update までをポリシー変更して実行しました。

注意点として、

ポリシー変更した user 以外では、ネットワークを接続した状態でログインしない事 が重要です。

これでWindowsの品質関連アップデートがされましたので、必要なアプリケーションをインストールしていきます。

もし、ネットワークを使用する必要がなければ、ネットワークケーブルを抜いて作業します。

全てのアプリケーションを実装した後で、作業用のユーザーを作成します。

コンピューターの管理から新規ユーザーを作成します。

ここでは “user1” という名称で作成します。

作成時に、下記の「次回ログオン時にパスワードの変更が必要」のチェックを外します。

後でこのユーザーは、自動応答ファイルで自動ログインに使用します。

作成した “user1” のプロパティを開いて Administrators の所属を追加します。



この “user1″ を Sysprep の実行、自動ログインで使用します。

●”user1” を新たに作成する理由について。

  • Administrator は、Windows 10 標準では“無効”の設定となり、Sysprep 実行直後の初回ログインでは使用できないので、ログインする作業用アカウントが必要になるため。
  • インストール時に仕様した“user”はポリシー変更しているので、アップデートが完了した後は新しい作業用アカウントを作成した方が作業効率が良いと思います。新しい作業用アカウント作成後に既存の”user”は削除します。

※各種アプリケーションの設定は、ネットワークを外してから “user1” でログインしてからでも可能です。また作成したアカウントで一度は事前にログインする事により作業効率が上がります。

Windows 10では、新規アカウントのログイン時に”こんにちは”から開始されるので、その時間の削減となります。

次回に続きます。

By  Sato

まだお読みでない方は、是非「その1」からお読みください。

働き方改革的PCキッティング その1