AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(4)

前回設定したインスタンスに対して、リモートデスクトップ接続をします。


XRDPのログイン画面では、username=root, password=7.で設定したパスワード を入力します。

接続完了後、AIPをインストールします。

AIPのインストールについては、ヘルプ「インストールと起動」を参考にしてください。

起動環境(RescueBoot)の構築等はコマンドで実行するため、インストールするコンポーネントとして特にコンソールをインストールする必要はなく、エージェントだけで大丈夫です。

ターミナル上で、起動環境(RescueBoot)の作成、および自動的に起動環境(RescueBoot)から再起動するためのコマンドを実行します。

# /opt/Actiphy/aipcontrol rescueboot runonce

あとは自動で起動してきた起動環境へ接続し、移行元システムのバックアップデータからリカバリーをおこなっていきます。

(次回、最終回に続きます)

AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(3)

今回は、前回作成したインスタンス上での設定についてです。

システムの移行をおこなうためには、あらかじめインスタンス上へActiveImage Protector(以下、AIP)をインストールし、起動環境(RescueBoot)を作成する必要があります。
そのため、AIPインストールなどのための設定をインスタンス上でおこなっていきます。

インスタンスの起動確認には [アクション] – [モニタリングとトラブルシューティング] – [インスタンスのスクリーンショットを取得] が便利なので、よく利用しています。

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AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(2)

今回は移行先インスタンス自体の作成についてです。

インスタンス作成時のデフォルトのインスタンスタイプである「t2.xxxxx」は、legacy-biosのインスタンスとなるため、UEFIのマシンを移行した場合、システム側のBIOS変換が必要となります。

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AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(1)

オンプレミスの仮想環境上に構築したUEFIブートのAlmaLinuxを、AWSへ移行(V2C)してみました。

注意点として、9.x系についてはAWS上で詳細バージョンが指定できないことで、カーネルバージョンが5.14.0-427.20.1.el9_4.x86_64となっており、2024年6月現在のActiveImage Protector 2022 Linuxでは正式サポートしていません。

そのため、今回の移行は8.xベースで試しています。

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アクティファイ営業本部のFAQ 2024年6月編

営業本部では、日々メール、電話、チャットにてActiveImage Protector 2022ActiveImage Deploy USB、また4月にリリースした新製品でActiveImage Deploy USBの機能に高速なネットワーク配信機能を追加したActiphy Rapid Deploy等、お客様からの様々なお問い合わせをお受けしています。
最近いただいたお問い合わせと関連したサイトの参考資料等をご案内します。

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ファイルリストアの復元規則について

ファイルリストアは、バックアップの方法によって復元規則が異なります。

  1. ボリューム(ディスク)バックアップ、またはエージェントレスバックアップ
  2. ファイルバックアップ

イメージファイルの命名規則は下記よりご確認下さい。

 AIP2022のイメージファイルの命名規則について

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6月6日(水)、7日(木)開催「第44回 渡敬ビジネスフェア」出展

本日、2024年6月6日(水)から明日7日(木)にかけて開催される「第44回 渡敬ビジネスフェア」に出展します。

会場は株式会社渡敬 本社(秋田県横手市卸町2番2号)、当社ブースは2階の階段を上って目の前のブースになります。

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