AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(2)

今回は移行先インスタンス自体の作成についてです。

インスタンス作成時のデフォルトのインスタンスタイプである「t2.xxxxx」は、legacy-biosのインスタンスとなるため、UEFIのマシンを移行した場合、システム側のBIOS変換が必要となります。

ActiveImage Protector 起動環境上でBIOS変換を簡単におこなえるような仕組みは用意していますが、今回は移行先インスタンスのブートモードをUEFIのものを用意しようと思うため、インスタンスタイプを「t3.xxxxx」にします。

ちなみに、移行に利用するAIPの起動環境は2GB以上のメモリが必要なため、最低でもsmall以上を選択してください。

インスタンス自体の作成は以上が注意点となり、基本的にそのほかは任意のもので問題ありませんが、その後の操作のためにインバウンドルールにポート22(SSH)と3389(RDP)を開けておきます。

アウトバウンドルールはデフォルトではすべてのトラフィックとなっているかと思いますが、仮に変更する場合は最低でも443(HTTPS)を開けます。

(次回、(3)今回作成したインスタンス上での設定についてに続きます)