AlmaLinuxをAWSへ移行してみた(5)

前回までで起動環境(RescueBoot)からの起動は完了していますが、起動環境(RescueBoot)にはRDPでアクセスしてリカバリー操作をおこないます。

そのため、ポート3389が開いていなければ開ける必要がありますが、今回はインスタンス作成時に開放しているため、特に追加設定は不要です。

起動環境(RescueBoot)の起動を確認したら、リモートデスクトップ接続でインスタンス上のAIPの起動環境(RescueBoot)へ接続します。



接続完了後、起動環境上で移行元のバックアップイメージを選択してリカバリーします。

リカバリー操作については、ヘルプ(インストールと起動)を参照してください。

あとはリカバリー完了後再起動をおこなうだけで、システムが正常に起動してくるので、無事にAWSへの移行は完了となります。

AIPを使った操作部分などは手順的にもそこまで難しくなく、パブリッククラウド上へのシステム移行を簡単におこなうことが可能なため、ぜひAIPを利用してシステム移行、システム移行後のバックアップ運用までをおこなっていただければと思います。

(1)~(5)までお読みいただき、ありがとうございました。