ActiveImage Protector 2022 アクティベーションについて

ActiveImage Protector 2022では、ActiveImage Protector 2016/2018 からアクティベーションの仕組みが変更され、下記のいずれかの方法で運用可能です(以降、ActiveImage Protector を AIPと略)。

運用方法:

  1. オンライン環境であれば、ご購入のキーをそのまま使用
  2. オフライン(クローズド)環境の場合、ご購入のキーをオフライン化し使用

AIP2016/AIP2018も同様ですが、オンラインキーで運用する場合には、AIPはサービスを介して定期的にオンラインサーバーへ認証チェックを行う必要があります。そのため、構築時にはオンラインで、実運用ではオフラインとなる場合も 上記 2. が該当します。

また、オンライン環境での運用では、プロキシを使用してインターネットに接続している場合は、AIPコンソールからプロキシ設定を行ってください。

技術資料にて、各製品の「アクティベーションガイド」を公開しています。また、同サイト内に「セットアップガイド」や「クイックガイド」もございますのでご活用ください。

*過去、ActiveVisorをオンライン可能な環境にインストールし、AIPのオンライン認証を代理で行う、という方式を取ることができました。しかし、現在この仕組みは無いので、物理キーはオフラインファイルまたは Actiphy Authentication Service(AAS)を使用し運用ください。Virtual Editionで、かつオフライン環境でゲストのエージェント/エージェントレス運用を行うためには AAS の使用が必要です。

*AAS を使用する場合には、AIP2022をご利用ください。

プログラムは下記のサイトにて公開しています。
AIP2016/AIP2018をご利用の場合、AIP2022ではプロダクトキーが異なりますので、後述のアップグレード申請後にダウンロードしてご利用ください。
プログラム – Actiphy.com | Japan

また、AIP2022へのアップグレードやアクティベーションに関しては複数のナレッジがございますのでご活用ください。 
・アクティベーションは、前述のアクティベーションガイドをご参照ください。
・旧バージョンからのアップデートの注意点として、以下に一部のナレッジをご案内します。

アクティベーション方式の混在について

AIP2018 Update7以降のアップグレードについて

AIP2022における起動環境作成について

AIP2022のイメージファイルの命名規則について

Actiphy Authentication Service(AAS)導入における考慮点

ウイルスバスターがインストール済みの環境でAIPのインストールに失敗する

イメージ フォーマットの互換性について

AIPのプロダクトキーの互換性

●アップグレードの申請方法について
サポート期間内のお客様にAIP2022のプロダクトキーを発行いたします。

AIP2016/AIP2018からAIP2022のアップグレードを実施する場合は、申込みフォームの内容をご確認の上、お申込みください。

申請サイト内のご説明の通り、申請が受理されますと旧バージョンはご利用頂けなくなりますのでご注意ください。

Support T.

マウスの使用始めました

ブログでもちらっと触れたことがありますが、旧来よりタッチパッドバチボコに剥げる問題に悩まされていました。

新しいマシンでは気をつけなきゃ、などと思っていたのですが、その状況を見かねたのかマウス使用の勧めがあり、おすすめのゲーミングマウスを教えてもらったので早速購入しました。

購入したのはLogicoolの「G502 LIGHTSPEEDワイヤレスゲーミングマウス」です。

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ActiveImage Protector で、Windows起動環境でiscsi接続し使用する

ActiveImage Protector(以降AIPと略す)は、Linux版では起動環境で起動後、ナレッジに記載のiscsiで接続するための方法を実施することでiscs接続のストレージを取り扱うことが可能となります。

しかし、Windows版の起動環境では、ナレッジの通り、正式なサポートをしておりません

ただし、Windows版の起動環境でiscsi接続を実現する方法はございますが、全ての条件下で行えない可能性があるため、当ブログでは実践し確認ができた方法を記載します。
当該記事は下記の環境を元に作成しています。

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Eメール通知に無料のGoogleアカウントを使用する際の注意点

ActiveImage Protector(以降「AIP」と略す)のEメール通知設定で無料のGoogleアカウントを使用する際、基本的にはSMTPの情報を入力しなくてもメールアドレスだけで送れますが、「短時間に連続で送ろうとすると通知が安定して送れない」や「SMTPサーバーを使用する際はGoogle側で別途アプリパスワードの作成が必要」になります。SMTPの情報を入力すれば、安定してメール通知が送れます。

「アプリパスワード」が必要になった理由は、Googleが2022年5月30日から安全性の低いアプリと Google アカウントのセキュリティを向上したためです。

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DIS わぁるど in 新潟に出展してきました。

本当にご無沙汰していたリアル展示会!
11月16日・17日の両日、3年振りの念願だった「DIS わぁるど 越後にいがた with Digital Days」に出展しました。当日はアクティファイブースにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。

2020年7月のネットジャパンへの社名変更後、アクティファイとしての初のリアルな展示会でした。
お客様の中には、ネットジャパンで探していて分からなかった方もいたようでしたが、久々に色々な方々にお会いすることができました。

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ActiveImage Protector Linux の保存先隔離機能について

ActiveImage Protector Linux(以降一部 AIP と略す)には、ランサムウェアの対策として保存先隔離機能が実装されており、3種類の設定方法があります。
この記事では、AlmaLinux 8.5 + AIP2022 linux バージョン 6.5.1.7719を使用し、これらの機能の動作仕様と注意点について簡単に説明します。基本的には各機能とその動作仕様はAIPのWindows版と同じです。

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ActiveImage Protector(AIP)トラブルシュート その3 パイプラインエラーとプラットフォームエラー等

ActiveImage Protector でバックアップ運用中にトラブルシュートが発生した場合、行うアクションは複数あります。調査依頼を頂く際には、基本的にはサポート情報があれば、何が起きているかある程度の類推が立てられます。
*全てがそうとは限りません。エラーの原因究明が困難の場合には、サポート情報をご提供頂き、調査が必要になります。

エラーコードを公開しているのでご参照ください。

今回は -701 と -999ついて取り上げます。エラーは下記を意味します。

-701 : パイプラインエラー
-999:予期しないPlatformのエラー

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ActiveImage Protector(AIP) トラブルシュート その1 VSSエラー編

ActiveImage Protectorの運用中にトラブルシュートが発生した場合、行うアクションは複数あります。
調査依頼を頂く際には、基本的にはサポート情報があれば何が起きているか、ある程度の類推が立てられます。
*全てがそうとは限りません。

エラーコードを公開しているのでご参照ください。

今回は -311 VSSを開始することができません について取り上げます。

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VMworld 2021 Japan 出展の裏側①

11月25日(木)、26日(金)に開催されるWeb版「VMworld 2021 Japan」にアクティファイは出展致します。詳細は下記をご参照ください。

VMworld 2021 Japan | VMware

今回、弊社はコンテンツだけの出展ではありますが、資料とビデオを2本といった感じで、現在予想より締め切りが早く焦って作成に入っています。

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永久増分バックアップ運用のポイントについて

ActiveImage Protectorは、初回だけフルバックアップ(ベースバックアップ)を実行し、以降は増分バックアップ運用を行うスケジュール設定が可能ですが、環境にもよりますが増分イメージファイル数の増加により増分バックアップの処理時間が長くなる傾向があります。

今回、ActiveImage Protectorのアドオン・オプションのImageCenter LEに搭載されている「結合」機能を使用して、増分イメージファイル数を減らすことにより増分バックアップの処理時間が改善されるか試してみました。

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