SymantecからiPhoneもAndroidも管理できる製品発表
2011年10月20日にSymantecから面白そうな製品が発表されました。Symantec Mobile Management 7.1です。Symantec Mobile Managementは弊社で扱っているDeployment Solution 7.1やClient Management Suite 7.1の基盤であるSymantec Management Platform上で動作します。リリースノートによるとスマートフォンだけでなく、タブレットまでモバイルデバイスを管理できるようです。7.1以前にもMobile Managementは存在しましたが、サポートされるデバイスのプラットフォームはWinodws MobileとWindows CEのみで、現状ではあまり現実的ではありませんでしたが、7.1からはApple: iOS 4.1 以上のiPhone 3G, 3GS, 4 と iPad、Android2.2以上のスマートフォンとタブレット、Windows PhoneとWindows Mobile、 Blackberry OS 4.3以上、他にWebOS 1.4.5 と Symbian v5.0.50がサポートされます。iPhone4Sには追いつきませんでしたが現在、使用されているデバイスのほぼ全てを網羅できたのではないかと思われます。
管理機能として注目はEnterprise AppStoreと言われるアプリケーション配布機能とMobile Contents Libraryと言われる色々なコンテンツをモバイルデバイスへプッシュする機能です。iPhoneやiPadへアプリケーションをインストールしようとすると、Apple Store経由でしかインストールができませんでした。しかし、Symantec Mobile Management 7.1では”自前で開発したソフト”ならば、管理モバイルデバイスへEnterprise AppStoreからインストールできるようになる訳です。もちろんApple Storeからダウンロードすべきソフトをインストールするように指示する事もできます。企業として使わせたいソフトを管理されたモバイルデバイスへユーザーが必要な時にインストールできる訳です。 そして。Mobile Contents Libraryは様々なドキュメントをプッシュできる訳ですから、会議前に必要なドキュメントをモバイルデバイスへプッシュし、会議にはそのモバイルデバイスを持って参加するような事もできます。
これから企業では更にタブレットを含めたモバイルデバイスが活躍する場面が多くなると思われます。しかし、デスクトップPCに変わってノートPCが使われ始めた頃は個人所有のノートPCを企業ネットワークへ接続しセキュリティが低下して様々な問題が発生してしまいました。このSymantec Mobile Managementはこれから活躍が期待されるモバイルバデイスを安全に効率よく企業で使用できるように管理できそうです。
しかし、残念ながらSymantec Mobile Management 7.1は現時点では発売されていません。発売は2011年11月21日の予定です。また、弊社での取り扱いも未定です。
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申し訳ありませんが、ブログ内容についての技術的お問い合わせは行っておりません。
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