本日、6月21日にNECのHA クラスタリングソフトCLUSTERPRO X for Linux環境用のバックアップソリューション「ActiveImage Protector 3.5 for CLUSTERPRO Linux」の新バージョン3.5の販売を開始しました。
【バージョン3.5の新機能】
最初に、バージョン3.5の新機能について簡単に紹介していきます。
■ バックアップ保存先の容量を大幅に節約
バックアップの圧縮機能に加え、商用のバックアップツールでは初めて、バックアップしながらブロックベースで重複排除する機能(Inline Deduplication)を搭載しました。
■ 更に安定したバックアップ運用を実現
ネットジャパン自社開発のLinuxネイティブのスナップショットドライバーを搭載しました。
■ ディスクベースのバックアップ/リストア
LVMで複数の物理ディスクにスパン/ミラーされたディスクをディスクベースでバックアップ/リストアに対応しました。
■ 対応OSの拡張
Red Hat Enterprise Linux 6.3/6.4、CentOS 6.3/6.4に対応しました。
【CLUSTERPRO X環境のバックアップの必要性】
HAクラスタシステムでは保護できない、人為的ミスや悪意を持った第三者によるデータ消失や改ざん、ウィルス感染によるデータ漏えいや破壊等のソフトウェア障害、また、共有ディスクの障害によるデータ消失等が上げられますこれら万が一の場合、障害対策として任意のバックアップ時点に復元できるように、HAクラスタシステム構成においても日々のバックアップ運用が必要となっています。
【ActiveImage Protector 3.5 for CLUSTERPRO Linuxの導入のメリット】
バックアップ運用は、万が一の障害時にバックアップから正常な状態に確実に復元することにあります。バックアップは取っているが確実に取得できているか分からない、また、復元方法が複雑で復元できるか不安という課題をActiveImage Protectorにより解決することができます。
■ 高速で確実なバックアップ/復元
万が一の障害時にもシステム含めたデータボリューム全体をバックアップ時点に丸ごと1ステップで迅速に復元できる点にあります。一般的なバックアップツールの様にOS、アプリケーションのインストール/ 設定、バックアップからのデータ復元という複雑な復元作業を必要としません。また、特定のバックアップからファイル/フォルダー単位の柔軟な復元にも対応しています。
■ MySQL、サイボウズ ガルーン 3のオンラインバック対応
データベースアプリケーション「MySQL」と「サイボウズ ガルーン 3」のサービス稼働中にオンラインでバックアップが可能です。また、Linxu版のOracle、DB2、PostgreSQLについては、バックアップスケジュール設定において、スナップショット取得の前後にサービス停止/起動のスクリプトを定義することにより、スナップショット取得の間(約1分程度)サービスを停止するだけでバックアップが可能です。
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