過去にかかわったことのあるコンピュータについて述べてみたいと思います。
・NEC TK-80 (発売開始:1976年)
リアルタイムでは実物は見たことがなく、雑誌の記事でしか見ていませんでした。「コンピュータ」というものが特撮や映画の中の話ではなく実際に簡単に触れることができるようになったことに衝撃を受けたことを覚えています。
実物を手に入れることはできなかったのですが、雑誌のおかげで2進数、機械語、ハンドアセンブルなどといった知識だけは得ました。実際にプログラムを実行することができなかったのは残念です。
派生形のTK-80BSとか、COMBO BSとか懐かしいですね。
・SHARP MZ-80B (発売開始:1981年)
これは電器量販店の店頭で展示されていたので、BASICプログラムを入力して実行させるなどして遊んでました。
ディスプレイも記憶装置(カセットテープ)もオールインワンで便利そうでしたけれど、起動後にBASICをテープでロードする必要があったので、操作できるようになるまでかなり時間がかかっていました。
・松下電器(現Panasonic) JR-100 (発売開始:1981年)
高校の部活動でプログラミングの知識取得のための必要設備として購入しました。
専用ディスプレイはなくTVコンバータで普通のテレビをディスプレイとして使用していたため、グラフィックが貧弱なのですぐに飽きてしまいました。
・沖電気 if800 (発売開始:1980年)
町の商工会が開いた展示会でみました。グラフィックがきれいだけれどプリンタやフロッピー、ディスプレイまで標準装備で非常に高価で業務向きでした。
・日立ベーシックマスターL3 (発売開始:1980年)
個人で最初に手に入れたパソコンです。フロッピー装置や専用ディスプレイは買えず、カセットテープに記録してました。プログラムをロードするのに長いもので20分以上かかっていました。
メモリ増設も、ユニバーサル基盤とメモリICを買ってきてはんだごてでメモリカードを自作しました。また、音声合成する能力を備えていなかったのですが、ハードウエアの改造とプログラムによりそれを実現させたことを覚えています。バカ高い本体にはんだごてで手を加えるのはさすがに緊張しました。
・Apple Macintosh Plus (発売開始:1986年)
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社会人になって初めて購入したパソコンです。ディスプレイ内蔵ですが白黒でカラーではありません。
のちにSASI-HDD、SCSI-SASI変換基盤、電源装置を購入して市販の半額以下で外部HDD装置を増設することができました。HDDのおかげで劇的に早くなったことを覚えています。
・NEC PC8001 (発売開始:1979年)
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Macintoshを入手してから2,3年後に、当時の同僚などから計3セット譲り受けました。
発売当時は雑誌などにいろいろ記事やソフトが掲載され、非常に手に入れたかったのですが、残念ながら買えなくてTK-80同様憧れの機種でした。
少しいじってみましたが、ハードディスクになれた体にはテープの遅さはイライラしてしまい、すぐにあまり使わなくなり、部屋の置物と化してしまいました。
・AT互換機(ショップブランド)
Macintoshは少数派のためソフトウエアの選択の幅が少ないので、多数派のAT互換機も慣れておくために購入しました。たしかWindows 3.1やOS/2の時代です。
HDD、メモリ、CPUの交換などの知識はだいたいここで覚えました。
・IBM ThikPad 365XD (発売開始:1997年)
初めてのノートPCです。持ち運びできるのはやはり便利ですね。この機種以降はデスクトップ機は購入しなくなりました。
きりがないのでその他所有したことのあるPC、PDAはリストのみにとどめておきます。
・Apple Macintosh Centris 610
・Apple Macintosh LC520
・IBM ThinkPad X22
・東芝 Libretto 20
・Apple Macintosh SE/30
・SONY Palptop PTC-500
・Apple Newton MessagePad120
・IBM WorkPad (Palm OEM)
・SHARP Zaurus PI-6000
・SONY Clie PEG-NZ90
仕事上使用したことのあるPC、ワープロで記憶に残っているのは以下の通りです。
・富士通 FMR
・NEC PC98
・富士通 FM-TOWNS
・富士通 OASYS 30、100、300
・NEC 文豪
・東芝 RUPO
・XEROX J-STAR
・DEC Micro VAX
最近ここに挙げたようなドキドキ、わくわくするような機種にめったに出会えないので少し寂しく感じています。まあスマホやタブレットが主流になったり、時代が変わったせいもありますが。