週末リフレッシュ!

1年ほど前から、ずっと気になっていたヨガを始めました。

ヨガにもハタヨガ、パワーヨガ、ホットヨガ、最近はマタニティヨガなどのクラスがありますが、私が通うのはアシュタンガヨガというクラスです。

ヨガというとゆっくりなリズムをイメージされますが、インストラクターさんによるとアシュタンガヨガのレッスン(修行)は、元々は男性しか受けられなかったそうで、力強くハードです。

それでも、超初心者向けの「やさしい」と付くクラスなのですが、結構ハードで、90分のレッスン中はほぼ動きっぱなし、レッスンを受けた日の夜に早速筋肉痛(特に上腕二頭筋あたり)になることもしばしばです。

レッスンの最後に横になってクールダウンをするのですが、呼吸を意識し、身体の隅々まで意識を送る。この時間が至福のときです。

スタジオが海に近いこともあり、こんな可愛い様子や美しい富士山が見られることもあります。

波

砂浜のゴミを拾うビーチクリーンや初夏にはビーチヨガをすることもあり、それも気持ちのいい時間です。

富士山

上腕二頭筋と腹筋にうっすらと筋肉が付く日を夢見て、楽しんで精進したいと思います。

ヨガ


ベネディクトを訪ねて三千里

前回成田空国でベネディクト待ちをこの社員ブログで熱く語ってから約2年、ついに本国まで追いかけロンドンに行ってきました。

目的は――

「シェークスピアの舞台、ハムレット(ベネディクト)を見にちょっとロンドンへvv」 

ごめんあそばせ・・と続きそうなセレブ的発言ですが(笑)実際は全くその逆で、セレブとは程遠いドタバタハプニング旅行が待ち受けてました・・

6泊8日の旅。エディンバラ3日、ロンドン3日の工程です。

そしてハプニングは初日の夜、到着早々起きました。電圧変換機使用をすっかり忘れ、ブレーカーを落とすという事態に。しかも私たちの泊まっている階全ての電気が消えました。まぁ1フロアに3部屋しかない小さなホテルですが、まさか全部屋の電気が落ちるとは。ホテルの方にほんとご迷惑をかけてしましました。でもそのおかげで顔と部屋番号を覚えてもらい、仲良くなりお勧め観光スポットやおいしいレストラン等教えてくれて、たくさんサービスしてもらいました。

 エディンバラは本当にいいところで、古きよきスコットランドを堪能できる場所です。しかも1日あれば町を一周できてしまう。なので、他1日はエディンバラから列車に乗りグラスゴーというまたこれも古い町へ行きました。教会の丘から一望できる町並みは、中世にタイムスリップした感じです。

グラスゴー1

エディンバラ1

エディンバラ2

エディンバラ3

さてイギリスはご飯がまずいと覚悟して来ましたが、エディンバラではおいしい料理を食べる事ができ、またウィスキー&ビール好きにはたまらないくらいお酒もおいしく本当にいいところでした。

大満足のスコットランド。離れがたかったですが本来の目的、ハムレットがロンドン初日にあるので3日目の朝早く飛行機に乗りロンドンへ。

 ロンドンでは大英博物館近くのホテルに宿泊しました。しかしこれが最悪なホテルで・・

怒りポイント1.受付の対応。
投げやりで笑顔もない。何百とある部屋の宿泊する部屋を説明するときも、地図に○をして「ハイ、ここね」だけ。すごくわかりにくく、大きな荷物を持って迷子になる始末。

怒りポイント2. 客たらいまわし。
割り当てられた部屋の異臭に耐え切れず受付へ連絡するとルームサービスに伝えてといわれ、ルームサービスに来てもらうと何かこぼしたかと疑われ、部屋の交換を頼むとそれは受付の仕事だからと言われ、受付で部屋を替えてもらうとランクの低い部屋になり、アメニティーがないと受付に言ったら、ルームサービスの部屋にあるからもらいに行けと客を振り回す最悪なホテルでした。これだけでその日はぐったりです。

気分を変えるために、予定していた大英博物館へ行きましたがその日の夜ハムレットの舞台があるのでたった2時間の見学で満足には至りませんでした。
でもこの旅最大のイベントハムレット観劇がいよいよです。ロンドン到着早々ハプニングはありましたが、このハムレットを見ればきっと疲れも吹っ飛ぶ。なんと言っても生ベネディクトをプレミア座でじっくり見れるのですから!座席は舞台から5番目のど真ん中。もしかしたら目が合うかもしれませんvv

大きな淡い期待を抱きながら、ハムレットの鑑賞に挑みました。

もちろんセリフ全て英語です。古い英語も含まれています。早口言葉です。劇場内、暗いです。暖かいです。私たち非常に疲れてます。

もうお分かりですよね。

そう、途中の記憶がありません。

前半はベネディクトがたくさん登場してたので断片的に覚えてます。

後半・・・・・・ とにかく、豪華な舞台でした。

出演者の皆様、チケット取れなかったファンの方々、すみません。ど真ん中で寝てた日本人は私たちです。

ロンドン1

ロンドン2

さてその後もハプニングが続きます。

オックスフォード迷子事件。バッキンガム宮殿での英国騎兵隊交代時間見逃し事件。

オイスターカード不具合で一人駅に足止め事件。街中でトイレが見つけられない事件。

そして最後に、飛行機会社のダブルブッキングで危うく帰国延期事件。

事件が多すぎて、ロンドンだけに名探偵シャーロックホームズが必要でした(笑)

シャーロックホームズと言えば、現代版「SHERLOCK」の撮影地も行って来ました!

ベネディクトが一躍世界的に有名になるきっかけになったドラマSHERLOCKです。

最新シリーズは今年の1月1日イギリスで放映されました。来月2月には日本でもTOHOシネマで映画としてみる事ができます。

ロンドン3

ロンドン4

オックスフォード1

オックスフォード2

今回の旅行は本当にたくさんのハプニングがありましたが、その裏で色々な出会いがあり、またいい思いでもたくさんあったので終わってみたら非日常的で楽しい旅でした。

日本に帰ったら一番初めに何を食べたい?とよく皆さんが考えることですが、私はお茶漬けを食べました。永谷園の。

旅行に行っていつも思う事。やっぱり日本食は最高です。


Abaddon 沖縄、参戦

システム担当のTです。

ネットジャパンではお客様の大切な個人情報はもちろんのこと、社員の個人情報も最大限の注意を払って管理しております。このためお中元やお歳暮等の通常業務外での年中行事が不要となっており、大変結構であります。

絶賛繁盛中の Ingress(すみません、またです)でも社内では自由なファクション構成となっており、緑チーム・青チームそれぞれ業務時間外に切磋琢磨している様子です。

Ingressは検索エンジン大手のGoogle (現Alphabet) のGoogle Earthチームから派生したNiantic Labsが主催している地球規模のスマホ系陣取り合戦ゲームで「実際に現地に移動して、アイテム等を取得しないといけない」というコンセプトのもとに健康と観光や地域密着等を両立しているゲームです。エージェント(プレイヤー)は緑と青のチームにわかれて陣取り合戦を行い、その勝敗に応じて読者参加型の公式小説の結果が変わっていく仕組みになっています。

日本では2014年12月のDarsana東京、2015年3月のShōnin京都、6月のPersepolis仙台と連続してプライマリアノマリイベント(公式小説へ直接影響が出るイベント。合計得点に部分的に影響のあるサテライトイベント等もあります)が開催され、12月にはAbaddon沖縄が開催されました。普段はサーバ室に籠りっぱなしの私ですが、偶には外に出なければいけないと思い切って沖縄の空へと羽ばたくことにしました。

通常のアノマリイベントはクラスタ1~クラスタ4という特定の時間帯に特定のポータル群(観光拠点)をスマホ画面上で確保したり、ポータル群同士を接続する線の数等で競うのですが、今回は同時開催のGORUCKというイベントに参加してきました。

GORUCK(GO=行く、RUCK=背負う)は米国の元グリーンベレーの方が起こした会社で、休暇中の兵士が休み中に体力を落とさないように加重用の鉄板等を仕込めるルックサックを製造しています。もちろん休暇用だけでは無く実戦でも使えるようにできており、対爆仕様のノートパソコン収納スペースや完全防水ジッパー等を標準装備していてMOLLEシステムにも完全対応しています。まだ日本では販売展開していないのですが、業務でパソコンを持ち歩くのであれば是非欲しい一品です。

GORUCKチャレンジイベントは運動とチームワーク育成、実用的な応急措置等の講習を兼ねており、完全防水仕様のGORUCKルックサックが推奨装備になっているためとてもよく濡れると評判です。今回は開催場所の事情で濡れないことが当日判明しましたが私は全身身も心もずぶ濡れになれる装備で出撃しました。

私は沖縄は今回で初めてなのですが、12月の半ばにもかかわらず半袖の着用が可能で日差しも強く絶好のGORUCK日和となりました。


GORUCK登録
鬼教官殿(ほめ言葉)と当日の登録と身分証等の必要事項確認

GORUCKは加重状態でのトレーニングを行うイベントですから、70kg未満の体重の参加者は 4kg、70kg以上の体重の参加者は 8kg の重石を準備することになっています。現地でコンパクトで重量の計りやすいレンガを用意したグループもありましたが、私は緑茶・麦茶・ウーロン茶・さんぴん茶の2リットルペットボトルを用意しました(※飲み物は甘味と共にスタッフが美味しくいただきました)。当日の登録の際に飲料水の有無(重石のお茶を飲むと失格です)、救急車を呼ぶ際等に必要な身分証、脱落時のタクシー代等が確認され、当日の参加者に医療関係の業務に携わっている人がいるかの確認がされました。

Ingressのイベント自体は開始時刻が一時間遅延するというハプニングが起きましたがGORUCK組ではそうは問屋が卸しません。早速ウェルカムパーティーと称してストレッチやスクワット等が次々と指示されていきます。怠けていたり私語にかまけていると腕立て伏せ等の罰ゲームが言い渡されたり、指名されて大役に抜擢されたりと大変です。上手く怠けるには適度に積極的に立候補するという矛盾したスキルが必要です。象歩き (象が前方の象の尻尾を鼻で掴んだ行軍する様) という左手を股の間に通し、右手で前方の参加者の左手を掴む状態でハードな行軍で広場を一周させられた後には早速一つ目のチャレンジミッションが来ました。

Ingressの通常のアノマリイベントの測定では普通の採点対象であるクラスタポータルと、高得点対象であるボラタイルポータルが存在します。ボラタイルポータルはその所在が隠されており当日沖縄で参加していない他のエージェントもインターネット越しでボラタイルポータルの観測を行ったり、運営の出すニュースリリース内の随所に隠されている暗号を解読してポータル情報を収集していました。今回のGORUCKでは緑チーム対青チームでチャレンジミッションを行い、その結果に応じて追加のボラタイルポータル情報が勝利側に開示されるという方式になっており、チャレンジミッションは大変盛り上がりました。

  • クラスタ1は「人間グリフ」(Ingressには「ながら歩き」を防止するために集中力が必要なミニゲームが盛り込まれていますがその人力版)で緑チーム勝利、
  • クラスタ2は「最強ポータル」(力自慢の一人が中央で自分の荷物を掲げる中、他のチームメンバーが象歩きで円運動するという「疲れた!早く下せ!」「がんばれ!高く掲げろ」という増愛溢れるミニゲーム)で青チームの勝利、
  • クラスタ3はチームメンバー紹介(友達100人できるかな?)で緑チームの勝利、
  • 最後のクラスタ4では人体引きずり(二人でペアとなり、一人がもう一人に覆いかぶさって四足で運搬する、という救助方法?)で青チームが勝利しました。

ミニゲーム完了後は開示されたボラタイル情報を観測組へ連携し、通常イベント参加者に活用してもらいます。各クラスタのチャレンジミッションは別々の場所で行われるため急遽チームで移動しないといけません。通常のアノマリイベントの参加者からは「ポータルを防衛していたら100人ぐらいのグループが来てひっくり返された」等のサプライズが随所で展開され、「すみません、作戦行動中で通り過ぎますが、手を抜けないのです」と謝るシーンもありました。


onthemove
チーム単位で移動中。目的地へ遅刻したり、全員で到達できなかった場合は罰ゲームがあります。

そんなこんなで4つのクラスタでチャレンジミッションを遂行し、最後にGORUCK主催から一人ひとり握手と一言、および非売品のGORUCKパッチ(シークレットミッションへの参加権付き?)を頂いてGORUCKイベントは終了しました。Ingress公式からのアフターパーティイベントと結果発表を経て、沖縄の郷土料理に舌鼓を打つということに相成りました。

記念撮影
鬼教官殿(ほめ言葉)との記念撮影

翌日は陣取り合戦のアイテム収集のために伊計島まで足を延ばしたり、国際通りでふわふわの中までマンゴーの詰まったかき氷を食べたり、速足で沖縄を楽しみました。
今回は一週末だけでしたが、また機会があれば是非とも沖縄を訪れたいと思います。

GORUCKパッチ
GORUCK x INGRESSパッチはまだ入口。
よりハードなチャレンジの参加権を得ただけでしかありません。


古き良きクイズ番組

クイズ番組
視聴者は、回答者の知識に魅了されるばかりだが、その中で筆者の印象に残っている番組を取り上げる。

世界一周双六ゲーム

– クイズに答えてサイコロ(ルーレット)を回し、世界一周することが目的
– 始めに1を出すとかなり先の都市に飛べる。
– 途中、ラッキー都市やガックリ都市なるマスが複数存在。
 ラッキー都市⇒賞品がもらえる
 ガックリ都市⇒スタートに戻る

最後の方の都市に割り当てられたガックリ都市に止まった時のショックは計り知れない

カルトQ

– 特定のジャンルを掘り下げたクイズが出題される
– 回答者は、予選の筆記を勝ち抜いた5人
– とにかく問題がマニアック
– 元電気グルーヴのまりんさん

視聴者としては、稀にわかる問題はあるが、殆どわからない。
しかし、回答者の答える様を見て色々と凄いなと感じさせられる。
22:00台に進出してから、会場の雰囲気が明るくなったりして、マニアックな独特の雰囲気が失われてしまった。

連想ゲーム

– 幾つかコーナーがあるが、基本はキャプテンが質問やヒントを出して、
 回答者が答えを当てる、という内容
– ヒントに問題がある場合違反ヒントとなり、得点が減らされる

番組最後の「1分ゲーム」は、フリップに書かれたお題に対し、キャプテンがヒントを出して回答者がリレー形式で答えるが、時間制限があるため、違反ヒントが起きやすい。
ただ、番組を観慣れた視聴者は、明からな違反ヒントを期待してしまう。

最後に、最も印象に残った正解、不正解について。
・最も印象に残った正解
 - 孟浩然
  ~アメリカ横断ウルトラクイズより~

・最も印象に残った不正解
 - さみだれを あつめてはやし もがみが○
  ~高校生クイズより~

 早押しハット


EF63型電気機関車体験運転

こんにちは、Fe@NJです。
今回は、群馬県安中市にある「碓氷峠鉄道文化むら」における「EF63型電気機関車体験運転」のお話です。

北陸新幹線の開通で廃止となった、JR信越本線の横川駅~軽井沢駅間のうち、横川駅側の数百メートルを利用して、本物の電気機関車の運転が出来ます。

#1

「EF63」は、急勾配だった上記区間において、上り坂では、電車や貨物列車を強力なモーターで後押しし、下り坂では、それらの先頭に立って強力なブレーキを駆使し、列車が転がり落ちないように前から支えながら降りて行くなど、大活躍しました。

運転資格を得るためには一日がかりで、「碓氷峠鉄道文化むら」で講習を受け、修了試験に合格しなければなりません。午前中は座学、午後からはビデオ、実車に乗車しての講義と続き、最後にペーパーテストがあり、夕方に合否発表があります。ある程度、鉄道に興味がある「鉄っちゃん」ならば、既存の知識、プラス、講義で熱弁だった個所をランチタイムに見直すことにより、合格出来ると思います。不合格の場合は、合格するまで何度も追試をしてもらえる・・・と聞いていますが、追試実施の話は全く聞かれません。さすが鉄道マニアの皆様ですね!

#2

ここでの体験運転の特徴・感想ですが、

(1)  法律上は「遊具」らしいが、真剣さが要求される。1960~70年代に製作されたレトロの機関車であり、極めて「アナログ」。ちなみにクーラーは無く、扇風機。運転士席・運転助士席のそれぞれに、灰皿が付いている。

(2)  「体験」は、単なる運転だけではなく、出区点検(自動車運転の場合の仕業点検に相当)からスタートする。数十のステップがあり、これらを全て終了後、晴れて出発出来る。 

(3)  電気機関車なので運転台は両側にあり、スタート前に片方ずつ、出区点検の作業を行なう。

#3

 

まずは横川方の運転台で出区点検。画像は主幹制御器(マスターコントローラ)・・・自動車のアクセルに相当する。前進・後進の切り替えや、速度のコントロールを行なう。落ち葉や雪でスリップした際、左の足許のペダルを踏むと、線路に砂を撒けるようになっている。 

(4)  手順は、出区点検(横川方)→出区点検(軽井沢方)→運転(上り坂)→終点で運転台をチェンジ・折り返し→運転(下り坂)→入区となり、1コマ30分。

(5)  出区点検でもたもたしていると、時間切れになってしまう。そうなると、自分で考える余裕もなく、指導員ペースで進められてしまう。その結果、手順等をよく学べないうちにタイムアウトとなる。

(6)  同じ線路を遊覧用の「トロッコ列車」も走るので、体験運転といえども遅延は許されない。従って、30分で往復・完結が求められる。

(7)  ブレーキは、その構造の理解、並びに、実際の操作のいずれも難しい。機関車だけで100t以上ある。惰性が少なくなく、規定の位置に正確に止めるのは、練習と慣熟が要求される。

 

#4

運転士席の左側の金色の2本のレバーは、上の小さいほうが単独ブレーキ(電気機関車のみに効くブレーキ)、下の大きいほうが自動ブレーキ(電気機関車のみならず、客車や貨車をつないだ際、編成全体に効くブレーキ)である。左端の赤く塗ってあるものは、警笛を鳴らすための弁である。

(8)  最初は機関車1両での「単行運転」しか出来ないが、50回目から、後進(バック)や、連結の練習等が出来るようになる。いくつかの検定合格を経て、最終的に、電気機関車の重連(2両連結)の貨車(車掌車)1両の計3両編成で走ることが許される。

 

 

#5

後進で入区するところ。運転席の窓から後ろ向きに顔を出し、旗の合図に従い、そろりそろりとバックし、黄色の枠にピタリと合わせて止める練習をしている。

#6

車掌車

自分としては、ブレーキの操作がまだまだ能力不足と感じています。一方で、このような鉄道遺産を、ファンや自治体がしっかりとサポートして行く必要があると痛感します。


週末はのんびり燻製作り

先日、キャンプ用品売り場で見掛けたダンボール製の燻製器。燻煙材や金網などが全てセットになったお手軽簡単なものでした。そういえばキャンプ熱が高かった頃に購入した燻製器があったなと、物置の奥から取り出したブリキ製の燻製器を用いて久し振りに燻製料理を手掛けてみました。

食材を香り付けする燻煙材には木を細かくしてチップ状にした「スモークチップ」と、木質を圧縮して棒状の塊にした「スモークウッド」の2種類があります。細かな説明はさておき食材にもよりますがサクラやリンゴ、ナラなどが良く利用されているようです。今回はあえて「ヒッコリー」のウッドを用いて鶏モモ肉とゆで卵、トマトを燻製にしてみます。

1.  下処理を施した鶏モモ肉。

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2. ポット栽培のローズマリーの新芽を摘み取り刻んで投入。

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3.1時間ほど鶏肉を風乾させた後、こんな感じで燻します。放置すること2時間弱。

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これだけの作業で色艶の良いスモークチキンを含む燻製食材の出来上がり。あとは切り分けて盛り付けるだけ(この後スタッフが美味しくいただきました

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定番のベーコンやチーズ、魚介類など様々な食材と燻煙材を組み合わせる事で、自分好みの一品を作り出す楽しみもあると思います。秋田県名産漬物の「いぶりがっこ」はたくあんをサクラやナラの木で燻したものだとか。ますます寒さが厳しくなってくる12月、自宅で簡単にできる燻製作りはいかがでしょうか。


上州愛とかるたへの想い

母に誘われ伊香保温泉に行きました。ついて行くだけの私は、場所も知らずに車に乗りました。あっという間に到着。群馬にあるのですね。草津だけかと思いきや、群馬にはたくさん温泉があるそうです。草津や伊香保、だけではありません。群馬県は内陸部、海が無くて、休暇に出かけるのにはちょっとね、つまらないと思いこんできた私。群馬県の方、ごめんなさい。素晴らしい温泉宿の街と地元の方々とのあたたかいふれあい旅でした。次は水上温泉行きますよ。 

群馬は内閣総理大臣の出身地、偉人が多い、それは知ってました。中曽根さん、福田さん、小渕さん、と、かたい話は置いといて。
身近な有名人、ぐんまちゃん。歌舞伎座の近くで時々いて、観光客に取り囲まれています。人気者なのでしょうか。(写真は東銀座のぐんまちゃん家にて)せんとくん(奈良県)よりも集客力があるようです。(奈良県さんごめんなさい) 

gunmachanHi

群れなす馬と書くからには、たくさん馬がいるのでしょうか。群馬という県名の由来ははっきりしないそうです。馬の牧場があったのでしょうか。ご存じの方、いらしたら教えてください。
群馬には世界遺産の富岡製糸場があり、たくさんの人が訪れているそうですが、群馬にはまだまだ魅力のある場所がありそうです。 

ところで、テレビでも聞いたことがない、私にとっては衝撃的な群馬の文化がありました。
上毛かるたです。
上毛かるたは1947年(意外に新しい)に作られた群馬のかるただそうです(ウィキペディア)。私はこのことを社内の方から聞きましたが、驚くことに、彼はそのかるたの読み札の多くを記憶していました。全部なのかもしれません。

上毛かるたには、群馬のこと、人物、地理などが読まれています。

す『裾野は長し赤城山』

え『縁起だるまの少林山』

こ『紅葉に映える妙義山』

く『草津よいとこ薬の温泉』

れ『歴史に名高い新田義貞』

め『銘仙織り出す伊勢崎市』

ストレートに郷土を学習出来たり、短く地元をピーアールしたり、この素晴らしさ、文句なし、まさしくイイね、です。 私は、『つる舞う形の群馬県』が大好きです。なるほど、群馬県を地図で見ると、つるが飛んでいるように見えるではありませんか。もともと、かるたという文化にはそういう素質があったのかもしれません。多くはことわざが使われているようです。

家に帰り物置から古いかるたを取り出してみました。
かるたの収まった箱には『上方いろはかるた』と書かれています。(関西地区限定?)かるたにも地域仕様があるのかもしれません。
読み札には『餅は餅屋』とか『雀百まで踊り忘れず』というのがありました。『猫に小判』の絵札はやけに汚れて文字が読めなくなりかけてました。
猫好きの誰かが汚したのかもしれません。

上毛かるたのような地域性(京都)は感じられませんでした。ことわざですね。
このかるたは、私が子供の頃から存在していて、実際には今でも毎年お正月に家族で遊んでいるのに、なんとなく「何が言いたいの?」と思ったり、間違った意味にとらえたりしていました。
猫に小判とは、どういう意味だったでしょうか。家族や親せきに聞いてみましょう。次のお正月、家族が集まるのが楽しみです。 

上毛かるたの作者さんのように、地元かるたでもいいし、家族かるたでもいい。何か身近に読めるできごとでかるたを自作してみるのも楽しいかもしれません。我が家で作ってみました。いかがでしょうか。

あ『秋葉原、秋はバラと書いた姉』

す『スカイカツリー、すいかツリーと読み違い』

に『日本橋、大阪やったらニッポンバシ』

ひ『標準語、電話切ったら関西弁』 

 


神田 本のまつり

神田神保町で10月23日から11 月1日まで、古本市(正式名称は、第56回 東京名物 神田古本まつり)が開催されていました。  神田神保町は、当社のある神田紺屋町からは、西北西方向に徒歩で20分くらいのところにあります。

◇神保町交差点の岩波ホール前

#1_神保町交差点の岩波ホール前

神保町の古書店は、主に駿河台下交差点から専大前交差点までの靖国通り沿いにあり、南側に集中し、つまり北向きに建っています。 古本まつりの期間中は、古書店と対面するように歩道に書棚が並べられます。  この様子は「本の回廊」と呼ばれているそうです。

#2_本の回廊

来場者はこの回廊を行ったり来たりしながら、書棚の前に立ち止まり、ただ黙々と本選びに没頭していて、店の人もそれを静かに見守っています。  歩道を歩いていても場所によってはなかなか前に進めないくらい混雑していますが、この黙々感のせいか、清閑な雰囲気があります。

#3_本の回廊

最終日に行ったので、さらに値下げされている本がありました。各書店での購入を合算して5,000円以上になると宅配便が無料になる、嬉しいサービスもありました。

一方、靖国通りと平行して南に1本入ったすずらん通りでは、ブックフェスティバルが開かれていました。

#4_神保町ブックフェスティバル

こちらでは、古書ではなく、汚れたり傷が付いたりしている新書を安く販売しています。出版社ごとにワゴンが並び、関係者の人たちが、道行く人に声をかけながら販売していました。古本まつりの回廊の雰囲気から一転して、とても賑やかです。また、三省堂書店や東京堂書店などの新刊本を扱う書店も、いつもより混雑していて、レジには長蛇の列ができていました。

まつりが終わると、秋がだんだん深まっていきます。 
本をゆっくりと楽しみたいと思います。


大人の芋掘り遠足

週末菜園をしているネットジャパンのエンジニアI氏の収穫祭に「み~こ」と一緒におじゃまさせていただきました。都心から車で1時間ほどのロケーションにある畑は、空気も澄んでいて、薄曇りで秋のそよ風が心地よく芋掘り日和でした。

 
#1_畑
 

用意していただいたビニール加工の軍手に長靴を履いて、

1)ハサミでつるをカット

#2_つる
 
2)傷つけないようにやさしくスコップで芋掘り
#3_いよいよ芋掘り
 
#4_いよいよ芋掘り2
 
#5_採ったどー
 

3)おイモ洗いの流れです。 

#6_きれいになりました
 

簡単3ステップに聞こえますが、実際は結構体力を使うので良い運動になりました。トカゲ、カマキリ、バッタ、謎虫、幼虫なども多くいて、穏やかな畑を荒らされて驚いている様子でした。

掘りたての芋は水分が多く含まれているので、焼き芋向けではないそうですが、せっかくなので(というか、収穫後の醍醐味でしょ!)持参した簡易BBQセットに火をおこしてアルミホイルに包んで焼きました。途中、火を絶やさないよう、よく燃える杉っ葉や栗のイガを足して、焚き火も楽しみました。

 
#8_焼き芋

サツマイモのほかに、大根やごぼうも収穫させていただきました!

色々な発見があって自然と戯れる時間って大切だなと改めて思いました。土いじりかなりおススメです。

サツマイモ、大根、ごぼう、たまねぎ 大収穫

こだわりの畑で作られている野菜たちはつくり手の心がこもって温かい気持ちになりました。Iさん貴重な体験をありがとうございました。

 


野毛山動物園を知っていますか?

野毛山動物園を知っていますか?

フラミンゴ

横浜。この街はとても不思議な街で、表の顔とも言える港湾地区は誰もが知る観光地(ランドマークタワーや日本丸があるみなとみらい、山下公園、中華街、元町、港の見える丘公園、外人墓地、など)でありながら、そのすぐ隣には伊勢佐木町を中心とした歓楽街が共生しています。この清濁入り混じった独特な雰囲気が好きでよく訪れますが、今回はその中でも中立地帯のような場所である野毛山動物園を紹介してみたいと思います。

みなとみらい地区の玄関口である桜木町駅の港湾地区に背を向け、西口を出ると野毛方面に通じます。この界隈は小さな飲食店が数多く集まって独特の雰囲気を醸し出し、酒飲みにはたまらないエリアでもあります。

ノゲ

また、近隣にはJRAの場外馬券場もあり、レースが開催される日には「愛好家」の皆さんに多く出くわすことでしょう。この界隈を横目に見ながら進むと野毛坂に当たります。その緩やかとは言えない坂を登り切った先に、この野毛山動物園はあります(横浜が坂の街であることも同時に思い知ります)。

横浜には市営の動物園が3つありますが、ここもその一つで入場は無料。そのためか、家族連れの方がたくさんいます。面白いのは、客層が非常に国際的ということ。中国、韓国はもちろん東南アジア、欧米系の方も見られ、横浜という土地柄を感じさせます。

敷地は動物園としては広くはなく、飼育されている動物も決して多くありません。大きな動物と言えるのはキリン、ライオン、トラくらい。

トラ

かつてはゾウもシロクマもいましたが、今はいません。ただ、それでも「つまらない」という印象はありません。そこには、特別珍しいとは言えない動物たちがただのんびりと暮しているだけなのに、不思議な面白さがあります。

これからの季節、晴れた日に崎陽軒のシウマイ弁当を片手に訪れてみるのもいいかもしれません。