Windows 10 の Updateで仮想マシンが起動しない新年

明けましておめでとうございます。

本年も弊社 ActiveImage シリーズを何卒宜しくお願い申し上げます。

年明けから大阪で挨拶まわりを行っておりましたが、1日勉強会を行いました。

いつものように、HDMIにモニター接続して、今日はP2Vの仮想化についてのご説明をさせて頂こうと思い、VMware Workstation のWindows Server 2019を起動しようとすると、何も起きません。

下図のような画面のままです。

他のゲストOS(Windows 10など)も同様です。

「これでは勉強会は?」と冷や汗をかいているとESXは正常起動。そして、Windows Server 2016 は正常起動だったので、なんとか当初より寂しい環境でしたが、勉強会を進めました。

ホテルに帰ってからPCの再起動など色々としたのですが、もうどうにもなりません。

色々調べていると下記に情報がありました。

https://communities.vmware.com/thread/608636

ふと考えると、昨年の仕事納めの時にWindows Update が動作して、結構な時間をかけてのUpdate 後、仮想マシンを起動していませんでした。

私のマシンは

どうもこの問題のようです。

VMware Workstationの Updateまで、仕事の予定を考えるととても待てません。内容をみると、仮想プリンタと仮想ネットワークアダプタの問題のようです。

ちなみに「OSを再インストールすれば良いか!」と安易に考えて、ISOから新規マシンでインストールを行うと、各種設定後マシンが自動で起動し、通常はコピーが開始されるのですが、ここでも上記の起動しない状況と同じくブラックアウトのままで、強制的に電源をOFFしても結局は VMware 側の exe でつかんだ状態のようで、再起動しても、サービスを落としても、何をしても実際の仮想ディスクを作成したフォルダ内のファイルは削除も出来なくなり、繰り返すとどうにもならない仮想ディスクを大量生成していました。ちなみに起動できなかった OS も電源投入してしまうと、削除など出来なくなりました。

この仮想ディスク関連を削除するには、VMware Workstation を一度アンインストールしてからでないと削除出来ませんでした。VMware 関連のISOもディスクに入っていたので、ライセンスを削除しないで、アンインストールも行いました。

下記は私のケースでの復旧方法です。

〇既存ディスクの起動
Windows 10については起動させない状態で、仮想マシン設定を開きます。

この仮想プリンターを削除します。そして”OK”を押してから仮想マシンの電源を投入するだけです(仮想プリンターを使用したい方の回避方法は、VMware のUpdate 待ちしかないかもしれません)。

Windows 2019についても同じく起動させない状態で、仮想マシン設定を開きます。

同様に仮想プリンターを削除しますが、その時に一緒に現在使用していた仮想ネットワークアダプタを全て削除します。

削除後”OK”を押してその後電源投入を行います。

OS起動後に必要になる仮想ネットワークアダプトを再度作成します。

その後は私のマシンでは正常に動作を行っています。

新規マシンのインストール

その後うっかりして、忘れてまた VMware Workstation を再インストールしたくないので(実際いつも流れでその後も失敗していますが)、OSをインストールするための各種設定後の下図の最後の画面で”完了”を押す前に必ず”ハードウェアをカスタマイズ”をクリックして下さい。

デフォルトでは下図のように仮想プリンターが入ってしまいます。

これを必ず削除してから”完了”をクリックしてインストールを進めてください。

慌てている時はまたやってしまいそうですが、早くVM側のUpdateがされる事を祈るばかりです。

新年早々自分の検証環境のトラブルでの仕事始めとなりました。

同じような環境の皆様も回避して、是非弊社の ActiveImage シリーズを使ってみて頂ければ幸いです。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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働き方改革的PCキッティング その11 -最終回-

長きに亘りお読みいただき、ありがとうございます。
働き方改革的PCキッティングは今回が最終回となります。

本ブログをお読みいただきましたエンジニアの方の作業が、少しでも楽になれば本望です
(弊社の Active Image Deploy USBを使用していただければ私は本望です)。

今回は、前回作成した応答ファイルの実行について記述します。

SysprepはC:\Windows\System32\Sysprepにあります。

このフォルダに作成した自動応答ファイルをコピーします。

通常のSysprepの実行は、そのまま管理者権限で起動させたコマンドプロンプトでタイプして実行すれば実行は可能です。その場合は下記のようにUIが表示されます。

今回は作成した応答ファイルを使用しますので、コマンド入力は下記のようになります。

Sysprep /oobe /shutdown /generalize /unattend:Untitled.xml

(“ / ”の前はスペースが入ります)

(上記は作成した応答ファイルの名前はデフォルトとして保存された事を前提としています。)

毎回タイプが面倒なため(入力ミスもあるので)、バッチファイル化する事をお勧めしています。

後は実行してシャットダウンした状態でマスターイメージとして活用可能です。

もちろん弊社のActiveImage Deploy USBで作成したUSBメモリで起動して1クリック下図UIで

「作成」をクリックすれば、マスターイメージはUSBメモリの中に作成されますので、後は展開したいマシンをこのUSBメモリで起動して「復元」を1クリックのみで、それはそれは凄い速さで展開する事が可能となります。
是非下記より評価版をダウンロードして実際にお試しいただければ幸いです。

https://www.netjapan.com/jp/try/activeimage-deploy-usb

追加情報ですが、実際に作り込んでいった方で、キッティングしたPCの初回起動時にバッチを実行したい方は、下記の設定を追記頂ければ簡単に可能です。

Shell-Setupをパス7のoobeSystemに追加して以下のように設定することで、初回起動時のログオン後にプログラムなどを動作させる事が可能となります。

下図のように、名前の通り“ FirstLogonCommands”という項目で設定します。

今まで設定した項目と異なり、Windows システム イメージ マネージャーのプロパティ上で設定は行いません。

この項目の設定方法は、下図のように“ FirstLogonCommands”で右クリックし、
新しいSynchronousCommandの挿入”をクリックします。

動作コマンドラインの入力設定画面が追加されます。(応答ファイルとプロパティ共に)

後はプロパティの”CommandLine”の項目に、動作させたいプログラムなどを記述します。

例えばメモ帳を起動する場合、”c:\windows\notepad.exe”とフルパスで記入します。

説明が必要なければ”Description”の記入は不要です。

Order”は実行の順番です。複数のプログラムを動作させる場合には、上記と同様に右クリックで項目を追加していきます。

追加していくと下図のようになります。

他のプロパティ設定とは異なり、項目追加といった方法となりますので、ご使用方法をご注意ください。

以上で働き方改革的PCキッティングブログは終了となります。

今後は不定期となりますが、また別の情報を掲載する予定です。
来年に向けてはP2V、V2V、クラウドホスティング、他最新の技術情報を営業目線で苦労しながら記述していきたいと思います。

ご質問などはお気軽に営業本部(sales@actiphy.com、電話:03-5256-0877)までご一報頂ければ対応させていただきます。

弊社 ActiveImage Protector シリーズ製品を宜しくお願い申し上げます。

By Sato

働き方改革的PCキッティング その10

12月も半ばを過ぎ、師走の慌ただしい時期となりました。インフルエンザの予防注射も接種して、仕事納めまで無事過ごしたいと思う今日この頃です。

さて、今回は自動応答ファイルの設定について記述します。設定方法は人によって異なりますが、あくまで私個人ではこのような設定をしています。

動作自体は「コルタナを飛ばして自動ログインする」までの設定となります。

前回までに項目を5個、応答ファイルに追加していますので、その追加した項目の設定となります。
今回は少し長めのブログとなります。

amd64_Microsoft-Windows-PnpSysprep_neutral (3 generalize)

・DoNotCleanUpNonPresentDevices
Windows セットアップにドライバー構成を保持するようにします。
物理的なスイッチのあるデバイスのON/OFFができる場合、OFFの時にデバイス情報は一般化中に削除される可能性があるので、削除されないようにします。
true “ にする事により検出されないプラグアンドデバイスはインストールされたままとなります。

・PersistAllDeviceInstalls
true “設定にする事により、一般化構成パスの動作中にプラグアンドプレイデバイスがインストール先コンピューターにインストールされたままになるようにしています。
結果として各ドライバーの設定情報を保持します。

amd64_Microsoft-Windows-Security-SPP_neutral (3 generalize)

・SkipRearm
Sysprepの実行回数を減らさないで実行可能にします。
以前は回数が少なかったのですが、現在のWindows 10では1,000回行えますが、一応設定しています。

設定 0 アクティベーション関連のライセンスとレジストリデータは全て削除またはリセットされ、猶予期間タイムもリセットされます。デフォルト設定のようです。

設定 1 アクティベーション関連のライセンスとレジストリデータは全て保存され、リセットはされません。猶予期間タイムもリセットされます。

amd64_Microsoft-Windows-Shell-Setup_neutral (4 specialize)

・ComputerName
”を入力しておくと自動的に設定されます。ここは後で変更するので“”としています。

・CopyProfile
ユーザープロファイルの設定の保持を行います。
カスタマイズしたユーザープロファイルをデフォルトのユーザープロファイルとして使用できます。Windowsはデフォルトのユーザープロファイルをテンプレートとして各新規ユーザーにプロファイルを割り当てます。但し、Sysprepの一般化を実行する時に使用する個別の応答ファイルが必要になる場合もあります。ドメインアカウントは使用できません。

true ”にする事によりカスタマイズを行ってデフォルトのユーザープロファイルを変更します。

・ProductKey
Windows 10のオープンライセンスのアクティベーションキーを入力します。

・TimeZone
日本国内なので、”Tokyo Standard Time”を入力します。

AutoLogon

・Enabled
必ず “ true ”を入力してください。
入れ忘れた場合、Sysprep実行後初回起動でループ状態となり、OSの再インストールになります。

・Username
Auto Logonで使用したいユーザー名を入力します。ここでは「user」としています。

・Password
必要に応じて入力してください(設定した場合のみ)。

amd64_Microsoft-Windows-International-Core_neutral (7 oobeSystem)

・InputLocale
日本の設定は “ 0411:E0010411 “と設定してください。

・SystemLocale
ロケーション設定です。日本は“ ja-JP ”と入力してください。

・UILanguage
Windowsのインターフェイスの言語設定です。日本は“ ja-JP ”と入力してください。

・UserLocale
使用ユーザーのロケーション設定です。日本は“ ja-JP ”と入力してください。

amd64_Microsoft-Windows-Shell-Setup_neutral (7 oobeSystem)

・RegisteredOrganization
登録したい会社名などがあれば入力してください。

・RegisteredOwner
登録したい所有者があれば入力してください。

・TimeZone
一応ここでも日本時間の設定を行います。“ Tokyo Standard Time”を入力します。

OOBE

・HideEULAPage
true”にする事により「Windowsへようこそ」のマイクロソフト ソフトウェアライセンス条項ページを表示しない事を指定します。

・HideLocalAccountScreen
エンドユーザーがOOBE中に表示される管理者パスワード画面を設定する必要があるか指定します。
この設定はWindows Serverの各エディションにのみ適用されます。
false”にするとOOBE中に管理者パスワード画面を非表示にしません。この設定はデフォルト設定です。

・HideOEMRegistrationScreen
これは、OOBE中にOEM登録ページを表示するかどうかを指定します。
この設定を行った場合、oobe.xmlの値に関係なくページはOOBE中に表示されません。
true “にする事によりOOBE中にOEM登録ページを非表示にします。
また1703以降についてはこの設定はWindowsプロビジョニングパッケージでは使用できなくなりました。

・HideOnlineAccountScreens
これはOOBE中にユーザーがサインインを要求されるかを指定します。
主には使用者が電子メールアドレス名をユーザー名として使用したくない場合に使用するようです。
true ”にする事によりOOBE中にサインインページを非表示にします。

・HideWirelessSetupInOOBE
これは「Windowsへようこそ」中に表示される「Wi-Fiネットワークに参加」画面を非表示にするかを指定します。
true ”にする事で「Windowsへようこそ」中に「Wi-Fiネットワークに参加」画面を非表示にします。

・ProtectYourPC
これはExpress設定を以下の目的で使用するかどうか設定します。
連絡先と予定表の詳細を他の関連する入力データと一緒にマイクロソフトに送信する事で音声などの入力をカスタマイズします。
Windowsとアプリが一履歴を含むユーザーのローカライズを要求して、デバイスのエクスペリエンスをパーソライズするようにします。
悪意あるWebコンテンツからの保護をONにしてページ予測を使用してWindowsのブラウザにサイトをプリロードします。観覧履歴がマイクロソフトに送信されます。
マイクロソフトへの問題報告。
設定:1(Express設定をON) 2(Express設定をON) 3(Express設定をOFF)
今回はOFF設定としています。

・SkipMachineOOBE
これは「Windowsへようこそ」をスキップするかどうかを指定します。
MSDNには重要事項として、この設定はWindows 8では推奨されないとかWindows 7ではスキップされるがユーザーアカウント作成、言語、タイムゾーンの設定は構成されないなど一部の機能が機能しない可能性があると記述されています。
true ”にする事により「Windowsへようこそ」をスキップする事を指定します。
但し、この値はテスト目的でのみ使用する事をMSDNでは記述されていますが、今回のテスト環境ではこの項目を設定しないと安定動作できませんでした。
このため今回は設定を行っています。ただこの設定を行う事によりWindows システム イメージ マネージャーのメッセージ欄に下記のワーニングが表示されます。

最後に設定を行っていない項目については全て削除を行います。
削除しない場合、全てエラーとして表示されます。削除後に保存を行い、応答ファイルが完成となります。
下記のようなxmlファイルが出来ていると思います。

いよいよキッティングブログも次回が最終回です。
ブログではわかりにくいと思われた方は、お気軽に営業本部(sales@actiphy.com、電話:03-5256-0877)までご連絡頂ければ幸いです。

By Sato

「PowerDay2019 in 静岡」に出展しました

12月13日(金)、ダイワボウ情報システム(株)様主催「PowerDay2019 in 静岡」に出展しました。

会場はグランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター) 大ホール・海です。

グランシップ内には、かわいく飾り付けられたクリスマスツリーがありました。

サンタさんが来なくなって久しいですが、クリスマスってテンション上がりますよね。毎年ひそかにサンタさんの来訪を期待しています。

会場の外からは富士山が綺麗に見えました。見た時間帯が少し遅めだったため、暗くて写真には収められず、割愛させていただきます。

搬入日である12日はコールドムーンが綺麗でしたね。写真に収めようと思ったものの、レンズを通すと街灯にしか見えなかったため、これまた割愛です。

展示会で私たちはキッテイングツール「ActiveImage Deploy USB」やバックアップツール「ActiveImage Protector 2018 Update」を展示しました。

とある理由から直近のキッティングに困られているというお話をいくつか伺いました。
そういった方はぜひ弊社の「ActiveImage Deploy USB」を代わりにご使用ください。
もしかしたら元々予定していたものより良いと感じるかもわからないですよ。

評価版は下記のサイトよりお申込みいただけます。
https://www.netjapan.com/jp/try/activeimage-deploy-usb

評価版は「デプロイ用USBメモリ」を作成し、3回まで復元ができます。

 

最後になりますが、「PowerDay2019 in 静岡」が2019年最後の展示会出展となりました。

今年も多くの皆様に弊社ブースへお立ち寄りいただき、ありがとうございました!

SY

オーストラリア販売拠点訪問記

2019年11月27日(水)~11月28日(木)の二日間、昨年4月から ActiveImage Protector の取り扱いを開始したシドニーの販売拠点 NetJapan ANZを初めて訪問しました。

10時間のフライトのあと、11月27日朝7時頃、ようやくシドニー空港に到着しました。訪問の2週間ほど前に、オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の数カ所で大規模な山火事が起きました。シドニーでは、有害な煙が上空を覆い、大気汚染レベルがにわかに上昇したというニュースもありましたが、空港に出た瞬間はそれほど感じませんでした。

空港からホテルまでの移動は渋滞のピークの時間にぶつかってしまったため、大変でした。お昼頃、ホテルに到着。NetJapan ANZとの会議は午後からなので少し時間に余裕があり、ホテルの周りをぐるぐると散歩して気分転換をしました。

シドニーはヨーロッパの移民がオーストラリアに初めて到着した都市であり、建築物などにヨーロッパの文化が大いに影響していて、現在のシドニーの中心部でもヨーロッパ風の建築物が街中に目立ちます。

  

都市部で活躍している路面電車です。青空の下、路面電車はゴトゴト。

ホテルから徒歩15分圏内のチャイナタウン。

とても小さな通りなので、日本の横浜のような中華街を想像するとちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。

お昼はチャイナタウンで簡単に済ませて、午後1時に、NetJapan ANZとの会議がスタート。

NetJapan ANZの皆さんとは、これまで行ってきた ActiveImage Protector のマーケティング、販売活動の結果共有やこれからのネットジャパンのビジネス計画、製品 Roadmap などについてディスカッションし、お互いの理解をより深める場となりました。また、オーストラリアの市場状況を分析しながら、売上をアップさせるための方法を話しました。

初日のミーティングが終わった後、シドニーハーバーで人気のレストラン(Quay)で夕食会を行いました。仕事の真面目な話をしたり、プライベートの話をしたり、とても有意義な時間となりました!

 

夜のオペラハウスとハーバーブリッジの景色は、やっぱり素晴らしい。

 

二日目の会議で、引き続き販売戦略・方針、具体的な行動について、一緒に検討しました。

これから、NetJapan ANZの皆さんと協力して、オーストラリアのお客さまの抱えている課題解決のお役に立てるソリューションをより広く、より多くの企業に提供することを目指します。

 

いつも Skype を使った電話会議で Face to Face の会議を積み重ねてきたつもりでしたが、やはり、直接顔を合わせ、意見を交換し、議論し、食事を共にしたことで、しっかりコミュニケーションを取れたことが大きな収穫でした。

 

日本では、従来の販売方式や顧客向けのサービスを変更する際に、その変更に伴う混乱を避けるべく、既存のやり方を踏襲した上で新しいものを導入する傾向があるようです。しかしオーストラリアでは、新たなものに変えることへの抵抗感が薄いようで、新しい販売方式やサービスなどへの変更はより容易だと感じます。例えば、日本で MSPは未だに大規模な導入を進めていませんが、オーストラリアでは、MSPの市場シェアは85%になっているそうです。日本よりオーストラリア市場の方が成熟度が高いのではないかと考えています。

 

その市場の成長限界を打破するため、今回の訪問の経験を活かし、オーストラリアの市場に合うような営業力を強化し、売上を上げるために NetJapan ANZ と協力して頑張っていきたいと思います。

YBS

街で見かけた面白いもの1

インフラ部隊のTです。

インフラといえば信号機、信号機といえばインフラですが、街の中で見かけたインフラ的ななにか等を不定期にお届けします。

昨今、押しボタン式からタッチ式に切り替えられている押しボタン式歩行者信号ですが(※切替対象の信号機は東京都内に1万3000台ほどあるとのこと)、都内某所でこんな落書きを発見。

誰でも一度は思いつくことですが、実際にやってのける おバカ加減におもわず脱帽。
ほめられた事では無いですが これをやった人は将来 大物になるような予感がします。

通学路って良いものですね、って思いました。

 

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「DIS ICT EXPO 2019 in 下関」に出展しました

11月19日(火)にダイワボウ情報システム(株)様主催「DIS ICT EXPO 2019 in 下関」に出展しました。

会場は海峡メッセ下関です。

クリスマスも近いということで、宇部空港内にはクリスマスツリーやサンタさんがいました。

フグがサンタ帽をかぶり、ひげまで蓄えています。

展示会で、私たちはキッテイングツール「ActiveImage Deploy USB」やバックアップツール「ActiveImage Protector 2018 Update」を展示しました。


今回も多くの方にカタログをお渡しすることができました。最後のほうにはカタログがなくなってしまうほどです。

2019年も終わりが近づき、早くも11月という時期ですので、ノベルティとして2020年の卓上カレンダーをお配りしています。来年はネズミ年ですね。

最後になりますが、当日私たちのブースへお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。

SY

GATI(台湾)セミナーレポート

台湾のパートナー General Advanced Technology Inc.(GATI)が、10月25日に台中で「ディザスターリカバリーのパフォーマンスを50%上げると障害対策予算が50%節約できる!」と題し、エンドユーザ様向けに ActiveImage Protector のセミナーを開催しました。

セミナー当日のスケジュールです。

質問も多くActiveImage Protectorに対する関心の高さが伺えます。

そして最後は台湾セミナーお決まりの映画上映!
日本では10月から上映が開始されているウィル・スミス主演の「Gemini Man」でした。
セミナーを受講して最新映画が見られるなんていいですよね。

セミナーの様子はGATIのFacebookの動画をご覧ください。

ActiveImage Protector が台湾の皆様の障害対策の予算削減に貢献できるよう、今後とも GATI と一緒に頑張っていきますのでよろしくお願いします。

ヴイエムウェア様主催の「vFORUM 2019」に出展しました

11月12・13日の2日間、ヴイエムウェア様主催の「vFORUM 2019東京」に出展しました。

会場はザ・プリンス パークタワー東京です。

私たちはバックアップツール「ActiveImage Protector 2018 Update」やキッテイングツール「ActiveImage Deploy USB」を展示しました。

中でも「vFORUM」ということで、「VMware ESXi」上の仮想マシンをエージェントレスでバックアップすることが可能な ActiveImage Protector 2018 Updateの「HyperAgent」機能を中心にご紹介させていただきました。


なんと会場内にはフォトスポットまでありました。映えですね。

会場の最寄り駅は赤羽橋駅だったのですが、駅から会場までの道のりで東京タワーが綺麗に見えるのですよ。
朝は素の東京タワー。

夜はライトアップされた東京タワー。

夜には一眼と三脚を用意して写真を撮っている方を多く見かけました。

最後になりますが、延べ2日間私たちのブースへお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。

SY

ActiveImage Protector 2018 Update 4

ActiveImage Protector 2018 Update 4 リリース

ActiveImage Protector 2018 Updateも順調に4番目のリリースになりました。
今回の主なアップデート内容は

  • HyperStandby/HyperRestore のLinux LVMへの対応
  • レプリケーション機能の追加
  • BootCheckの手動実行

になります。

HyperStandby/HyperRestoreのLinux LVM への対応

HyperAgentは仮想マシンのディスクから直接バックアップイメージファイルを作成します。前バージョンでは、Windowsに関してはほぼ問題ありませんでしたが、Linux特にLVMシステムへの対応ができておらず別のハイパーバイザーなどにリストアした場合起動しない場合がありました。
HyperStandbyはHyperAgentが取得した仮想マシンイメージを使って、別ホストのハイパーバイザー経由でスタンバイ仮想マシンを作成しておき、必要なときにすぐに起動できるソリューションです。vStandby、vStandby AIPと続くNetJapanのStandby機能のひとつですが、やはりスタンバイ仮想マシンの作成に成功しても起動しないという場合がありました。
とくに、ハイパーバイザーを混在しての運用の場合、元と違うハイパーバイザーに仮想マシンを作成すると、各々のハイパーバイザーで使うドライバ、特にディスクコントローラーが欠けているとシステムは起動しませんので、ひと手間くわえた仮想変換を行う必要があります。

新しいバージョンではバックアップイメージを作成時に正しいドライバを含む環境の情報を組み込むようになるため、殆どの場合で起動が可能になります。

レプリケーション機能の追加

レプリケーションを使うと取得したバックアップイメージファイルをソースマシンとは別の場所にバックアップファイルを隔離して地理的な障害に対応することができます。

いままでは、無償で提供されているActiveImage Protector の補助ツール ImageCenterで行う運用でした。ImageCenterはバックアップイメージフォルダを監視して新しいファイルが作成されたら自動的にレプリケーションやコンソリデーションを行います。独立したアプリケーションなのでバックアップしているソースマシンとは別のマシンで動かすことができるためレプリケーションの負荷分散を行うことができました。 もちろん同じマシンで動かしても問題ありません。

一方でバックアップ直後にすぐレプリケーションをしておきたいという要望もありました。もちろんImageCenterでもバックアップ後すぐにレプリケーションは可能ですが、ポストバックアッププロセルに組み込んでおけば細かい設定は不要になります。

また、レプリケーション先としてクラウドストレージにも対応しました。ImageCenterでも可能だった Azure Storage に加えて OneDrive for Bussiness, Google Drive, Dropboxをレプリケーション先として選択可能です。各々のクラウドストレージに保存するには、各々の認証システムに従った設定が必要になります。

新しいレプリケーションターゲット

新しいレプリケーションターゲット

OneDrive for Bussiness の設定

OneDrive for Bussiness の設定

BootCheckの手動実行

Postbackupで自動的に実行されるBootCheck機能を手動で使用できるようになりました。
今までも無償の補助アプリケーション ImageBootを使ってローカルのHyper-VやVMware workstation 等で起動確認はできていました。 今バージョンからはImage ManagerからリモートのHyperVisorを使って起動確認を行うことができます。

今回のUpdateで、物理マシンローカルのエージェントベース、仮想マシンのエージェントベース、そして仮想マシンに対するエージェントレスバックアップを統合したバックアップソリューションとして、ActiveImage Protector 2018に計画していた機能はほぼ実装されました。