ESXi 7.0のデータストアが想定より小さい

最近ESXi 7.0 U2インストール後、データストアがディスクのサイズに対して想像以上に小さい現象に出くわしました。256GBのディスクが接続されているため、本来200GBはあるはずです。

もしかしたらもっと小さいディスクなのか?
いやインストール時にもディスクのサイズはもっと大きく表示されていたような、、
などと考えながら、勘違いの可能性もあると思い、マシンの中のSSDを確認しました。

もちろん256GBでした。
横に置いてある同じマシンも256GBのディスクついていますしね。
勘違いなんてあるはずがないのですよ。。

続きを読む…

BSODとなるゲストを何とか起動させる

ActiveImage Protector(AIP)で作成した、元が物理マシンやESXi以外のハイパーバイザーのゲストの
バックアップイメージを、ESXiゲストへP2Vや復元したが、BSODでOSが起動しないことがあると焦ります。

こんなときは、バックアップ元の環境のインターフェースとマッチしていないケースが大半なので、AIPの
WinPE起動環境+A.I.R.の機能を使って起動を試みます。
※A.I.R.は、異機種の復元をした環境で役に立つツールです。

続きを読む…

vmGuardian 3.0.20140827 をリリースしました

vmGuardian 3.0のマイナーバージョンアップ版 vmGuardian 3.0.20140827をリリースしました。
今回はマイナーバージョンアップですが、とても大事な機能を追加しました。それは、お使いいただくユーザー様とvmGuardianのリリースポリシーに関係します。 その機能は設定内容の移行機能です。今まではアップデーターもご提供していますが、アップデートの内容によってはアップデーターで対応できない場合もありました。この場合、現在使用中のvmGuardianアプライアンスマシンとは別に新しいバージョンのvmGuardianアプライアンスマシンを展開していただいた後に、再び設定を行っていただく必要がありました。

NewFunction

保存先ストレージや接続しているホスト設定などはまだしも、多くのタスクを設定していただいているお客様はスケジュール設定も含めたタスクを作り直さなければいけませんでした。(あるお客様は70個のタスクをお持ちでした)
しかし、今回のvmGuardian 3.0.20140827からは現在使用中のアプライアンスマシンから設定内容をエクスポートし、新しいバージョンがリリースされた場合には新しいvmGuardianアプライアンスマシンで設定をインポートできるのです。

実はvmGuardianは数週間~数か月で新しいバージョンを継続的にリリースしています。これは営業やサポートへ寄せられるお客様のご意見を素早く反映させたり、継続的リリースの為に行う頻繁なテストでバグを早期に潰していくと言うポリシーからです。このポリシーによりvmGuardianはどんどんと成長していきます。しかし、今までは継続的にリリースしてアップデートの機会が多いのにもかかわらず、お客様へアップデーターでは対応できないリリースがある場合に手動での設定移行と言う作業をお願いする事になっていたのです。

そこで、お客様のご意見、社内の意見を参考に設定移行機能を追加したと言う訳です。これからも開発環境の整備、効率化、自動化を図り、お客様に育てていただける製品として継続的リリースをしながらvmGuardianは成長していきます。

その他のアップデート内容、注意事項などは弊社FAQ: vmGuardian 3.0.x各種ドキュメントでご確認ください。

vmGuardianの詳細についは 弊社WebのvmGuardian製品ページをご覧ください。評価版もご用意しております。


vmGuardian 3.0 をリリースしました

vmGuardian 3.0をリリースしました。vmGuardianはVMware ESX(i)環境で仮想マシンのバックアップにご利用いただける製品ですが、3.0で内部的に大きく変更を加えました。

主な変更点は以下の通りです。

  • CUIコンソールのネットワーク設定の不具合を修正しました。
  • エラー通知メールの内容にタスク名とVM名を追加しました。
  • 復元時に仮想ディスク(VMDK)名が変更できるようになりました。
  • 復元先のデータストア選択時にDefault Data Source以外のデータストアを明示的に選択するように変更しました。
  • 連続したフルバック時にイメージファイルが上書きされる問題を修正しました。
  • データコレクターが使用するヒープメモリ量をチューニングしました。
  • トライアルライセンスファイルの有効期限を変更しました。
  • VDDK 5.5をサポートしました。
  • ライセンスファイルインストール失敗時のメッセージを改善しました。
  • CUIコンソールのコピーライトを変更しました。
  • メインサービスで異常終了を検出した場合にCore Dumpファイル収集をサポートしま した。
  • アプライアンスマシンのOSが32ビットから64ビットへ変更になりました。
  • イメージファイルセットがベースファイルと増分毎に分かれるフォーマットに変更しました。
  • 分割されている増分ファイルをひとつにまとめるコンソリデーション機能を追加しました。
  • Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012 R2のスナップショット取得方法を改善しました。
  • 初めてバックアップが取得されるVMでのスナップショット取得ができない問題を修正しま した。
  • タスクログでエラーを赤字で表示するようにしました。
  • Windows Server 2012 R2 をサポートしました。
・CUIコンソールのネットワーク設定の不具合を修正しました。
・エラー通知メールの内容にタスク名とVM名を追加しました。
・復元時に仮想ディスク(VMDK)名が変更できるようになりました。
・復元先のデータストア選択時にdefault DataSore以外のデータストアを明示的に選
択するように変更しました。
・連続したフルバック時にイメージファイルが上書きされる問題を修正しました。
・データコレクターが使用するヒープメモリ量をチューニングしました。
・トライアルライセンスファイルの有効期限を変更しました。
・VDDK 5.5をサポートしました。
・ライセンスファイルインストール失敗時のメッセージを改善しました。
・CUIコンソールのコピーライトを変更しました。
・メインサービスで異常終了を検出した場合にCoreDumpファイル収集をサポートしま
した。
・アプライアンスマシンのOSが32ビットから64ビットへ変更になりました。
・イメージファイルセットがベースファイルと増分毎に分かれるフォーマットに変更しました。
・分割されている増分ファイルをひとつにまとめるコンソリデーション機能を追加しました。
・Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012 R2のスナップショット取得
方法を改善しました。
・初めてバックアップが取得されるVMでのスナップショット取得ができない問題を修正しま
した。
・タスクログでエラーを赤字で表示するようにしました。
・Windows Server 2012 R2 をサポートしました。

64ビット化されたアプライアンスマシン

サポートへ寄せられたお客様のリクエストにお応えしたり、不具合修正を多く含みますが、一番の変更はアプライアンスマシンの32ビットOSから64ビットOSへの変更です。これによりVMwareから提供されているVDDK(Virtual Disk Development Kit)の最新版である5.5をサポートできるようになりました。 最新ライブラリを使う事で、これまで抱えていた問題も対処され、より安定したバックアップを実現できました。

バックアップファイルフォーマットの変更

2.0まではバックアップされたイメージファイルをひとつにまとめていました。3.0ではそれらを個別に保存するようにしました。内部的な変更なのでバックアップされたファイルをセットとしてコンソールから操作するお客様にはあまり実感されない変更ですが、この変更は将来の機能拡張へ柔軟に対応できるようしてあります。

ESX(i)ホストのコンソリデーション

仮想化技術がどんどん進歩し、もうすっかり身近な技術となりました。ハードメーカーからはVMware対応の製品が出荷され、より大きなストレージ製品も出荷されています。お客様の中にはvmGuardianを使って何台かの古いストレージに割り当てられたデータストアへ保存されているVMを1台の新しいストレージのデータストアへコンソリデーション(統合)したいと言う声があります。

例えば1台のVMが2台の仮想ディスクを持っていて、それぞれの仮想ディスク(vmdk)が別ストレージのデータストアへ保存されている場合、

DatastoreA/VMname/VMname.vmdk
DatastoreB/VMname/VMname.vmdk

とデータストア毎に同じvmdk名の仮想ディスクを持っていました。
このVMを古いストレージの複数データストアからバックアップして新しい1台のストレージのデータストアへと復元しようとすると、vmGuardian 2.0では元vmdk名で復元するので、新しいデータストア内でvmdk名が重複してしまい復元できませんでした。
vmGuardian 3.0では、復元時にvmdk名を変更できるようになり、ひとつのデータストア内でvmdk名を重複させずに復元する事ができます。
これでvmGuardianを使って ESX(i)ホスト、ストレージのコンソリデーションを行っていただけます。

WebコンソールもCUIコンソールも見た目の大きな変更はないのですが、vmGuardianは内部的には大きく変更されました。それを示すようにバージョンも2.0から3.0としてリリースされました。

まずはメジャーバージョンアップしたvmGuardianをお試しいただけたらと思います。